パソコンをよく使う人は手がこっている!?【親指をほぐすだけ】腕と肩がスッキリ軽くなるマッサージ


デスクワークや家事で、気づくとこっている腕や肩。実は手のある部分をほぐすことで、不快感をやわらげることができるんです。
手は意外と疲れている
仕事や日常生活の中でよく使われいる手。指先をくり返し使う作業を行っていると、手の筋肉が疲れ、手のだるさや指のむくみなどが起きます。
そんな手の疲れをそのままにしておくと、手首や腕の筋肉に負担がかかり、腕や肩のだるさやこりに発展していきます。慢性的な腕や肩の疲れが気になる、という人は、手の疲れが原因かもしれません。

手と指の筋肉の構造
手の中には手の指や手のひらを動かす筋肉がいくつかあります。特に親指の付け根付近~手首にある「母指球筋」は、4つの筋肉(短母指外転筋・短母指屈筋・母指対立筋・母指内転筋)で構成されていて、疲れが溜まりやすい部位となっています。

親指のつけ根がこりやすい
伸ばした状態よりも曲げた状態で使われることが多い親指。パソコンのタイピングをする時も、親指が曲がった状態になっていることが多いのではないでしょうか。同様に、家事をする際も親指を曲げることで手に力が入りやすくなり、必要な器具をしっかり持つことができます。
つまり親指を曲げる筋肉である「母指球筋」は、縮んでいる状態が長いということ。こりやすくなっているのです。
手の疲れをとる!簡単「親指こりほぐし」
本日紹介するほぐしは、母指球筋を手のひら側と手の甲側から刺激するというもの。手には東洋医学でいうところのツボもたくさんあり、手ををほぐすことで副交感神経が活発になり、気持ちもリラックスすると言われています。自律神経が整うことで体の余分な力みも減ってくると、肩や腕のだるさも解消されやすく。仕事や家事の合間にぜひ試してみてください。
【注意事項】
今回のほぐしは、手指や腕の使い過ぎによる筋肉疲労をやわらげるものです。何もしていないのに親指のつけ根や根本に痛みや痺れがある、動かしづらさが常にある、という場合は、専門医に診察してもらいましょう。
ほぐす強さは、気持ち良い~痛気持ち良い程度がおすすめ。無理なくほぐせる範囲で行ってください。ハンドクリームやローションを塗ったあとだと、すべりがよくなり、揉みほぐしやすくなります。
ほぐしの手順
(1) 左手で右手の親指のつけ根をつかむ。
(2) つかんだまま、母指球部分を手のひら側・手の甲側のどちらにもこねるように揉みほぐしたり、数秒間押して刺激したりする。

ほぐし方の詳細は以下動画からも確認できます
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