頭痛・咳・倦怠感…【もしかしたら季節の変わり目不調かも!】自律神経を整える万能ヨガポーズ2選


秋が深まってきました。季節の変わり目に起こる気温や環境の変化に適応すべく、私たちの身体も日々変化しています。夏から秋にかけては特に変化が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。自律神経を整えるヨガのポーズを取り入れて、不調知らずの安定した心身を手に入れましょう。
季節の変わり目に体調を崩しやすいのはなぜ?
季節の変わり目とは、寒暖差が大きい春先や秋口のことをいいます。気温や気圧、湿度の変化が起こることで、身体にもさまざまな影響を及ぼします。これらの外的環境の変化に適用しようと、身体はたくさんのエネルギーを消耗し、自律神経が乱れやすくなり、心身の不調へと繋がることがあります。
季節の変わり目に起きる不調例
・頭痛
・微熱
・咳
・倦怠感
・めまい
・肩こり
・不眠
・肌荒れ など
自律神経を整える生活を
不調を起こさないためには、自律神経を整えることが大切です。そのためにはまず、食事・睡眠・運動など、規則正しい生活を意識して過ごしましょう。
また、自律神経は交感神経(緊張神経)と副交感神経(リラックス神経)のバランスで成り立っています。季節の変わり目には交感神経が優位になり、緊張した状態が続くことでストレスがかかり不調に繋がることが多くあるため、できるだけ休養をとり、リラックスした時間を過ごすよう心がけましょう。

自律神経を整えるヨガポーズ2選
猫のポーズ(キャットアンドカウ)
初心者でもチャレンジしやすいポーズでありながら、姿勢改善や首肩こりの解消、血行促進、自律神経を整えるなど、まさに万能のポーズといえます。骨盤を起点に背骨を丸めたり反らせたりしなやかに動かすため、内臓のマッサージや背中や腰のストレッチにも。毎朝の週間にぜひ取り入れてください。

1. 四つん這いの姿勢になる。肩の下に手首をおき、おなかは薄く、脚の付け根の真下に膝をつく。足の甲は寝かせる。

2. 一度息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら背中を丸めて視線をおへそへ向ける。おへそを背骨に近づけるイメージで、背中は丸めながら天井に押し上げる。

3. 吸いながら背中を反らせて視線を斜め上に向け、吐きながら背中を丸める。胸を上げて喉を伸ばし、お尻の穴も天井に向ける。2と3を5セットほど繰り返す。

肩立ちのポーズ(サーランバ・サルワーンガアサナ)
逆転のポーズの一つであり、肩と上腕を土台としてつま先を天井に持ち上げるポーズです。下半身に溜まった水分や老廃物を上半身へ送ることでむくみを解消し、下垂しがちな内臓を正しい位置に戻す効果があります。体幹を使って身体を真上に持ち上げキープするので、腹筋群などの体幹強化にも繋がります。また、首の後ろから肩にかけてストレッチされることで、喉にある甲状腺・副甲状腺を刺激して自律神経を整えやすくします。

1. 仰向けになり、両脚を揃えて真上に上げる。肩の力は抜いて。

2. 両手で床を押して腰を持ち上げ、両手で腰を支えながら下半身を天井方向へ持ち上げる。骨盤を立てる意識で、体幹で体を支えながらつま先を天井にまっすぐ伸ばす。

3. 肩と両肘を土台に床を押して、なるべく真っ直ぐになるようにお尻の穴を天井へ向ける。5呼吸ほど繰り返してから、ゆっくりと背中から床に下ろす。
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