【季節の変わり目は体調を崩しやすい】循環力を高めて溜め込まないカラダをつくる『鷲のポーズ』
四季のある日本では季節の変わり目に体調の変化が起きやすく、特に夏から秋にかけて気温が下がっていくタイミングはいつも以上に体調管理を意識したい時期です。蓄え溜め込みやすい冬に向けて循環力を高めて、浮腫み知らずの身体づくりを心がけましょう。
季節の変わり目に気をつけたいこと
季節の変わり目とは、朝晩の気温差が月平均で1ヶ月に5度以上変動する時期をいいます。日本では、夏の終わりから秋にかけてと、冬から春に向かう時期は特に気温の変動が大きく、はっきりとした季節の変わり目となります。
気温の変化に適応するため、季節の変わり目には身体が少しずつ次の季節に対応しようと準備を始めます。この時期に体調を崩しやすくなったり体質が変わったりと何かしらの変化が起きやすくなります。
近年は特に夏の猛暑により気温の変動も大きくなっているので、そのぶん身体への影響も大きくなっています。気温だけでなく気圧の変化も相まって交感神経が優位になりやすく、自律神経の乱れに繋がることもあります。身体になるべく負担をかけず、健康に季節の変わり目を過ごせるように以下に注意して過ごしましょう。
1.水分を積極的に摂る
季節の変わり目は気候の変化や生活環境の変化によって水分不足になりやすい時期です。特に夏から秋にかけては、夏場の暑い時期と比べて汗をかく頻度が減ったり外気が乾燥したりと、積極的に水分を摂る機会が減ります。水分不足になると身体は水分を溜め込もうとして浮腫みの原因に。体内をクリーンな状態に保つためにもこまめな水分補給を意識して過ごしましょう。
2.睡眠をしっかりとる
寒暖差などの影響で自律神経の乱れが起きやすいのが季節の変わり目です。
夏から秋にかけては日照時間が短くなるため、脳内で分泌されるセロトニンとメラトニンが減ります。これらのホルモンは自律神経を整えてリラックスを促しますが、季節の変わり目には減少傾向になるため睡眠不足になったり日中に眠気を感じたりと、睡眠の質に影響が出ることも。適度に昼寝を取り入れたり、栄養バランスの良い食事や身体を温めることを意識した生活を心がけましょう。
3.積極的に運動をする
気温や生活環境の変化により自律神経が乱れやすいこの時期。適度に身体を動かすことで乱れがちな自律神経を安定させたり、ストレスを緩和させて溜め込まない心身を意識しましょう。ウォーキングや水泳、ヨガなど、ゆっくり長くできる運動がおすすめです。
季節の変わり目におすすめ!『鷲のポーズ』
手足を絡めて体幹を使いながらバランスをとる鷲のポーズは、水分やモヤモヤを溜め込みやすい季節の変わり目にピッタリです。
集中力を高めて自律神経を整え、全身の浮腫み解消を目指しましょう。
《やり方》
1.脚を揃えて立つ(タダーサナ)
2.両手を前に伸ばし、左手が下になるようにクロスして両肘を曲げ手の甲、または手の平どうしをあわせる
3.息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら両膝を曲げてお尻を真下におろす
4.左脚を右脚の上にかけて、可能であれば左足のつま先も右のふくらはぎ裏にかける
5.息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら上半身を前に傾け倒す
6.更に余裕があれば、肘を真上に持ち上げて背中の広がりを感じる
7.5呼吸ほど繰り返したら反対側も行う
AUTHOR
manami
2012年より某大手ホットヨガスタジオにて約10万人に向けレッスンを行う。店長として新店舗立ち上げに多く携わりながら、トップインストラクター、インストラクター育成トレーナーを兼任。店舗運営や人材育成を行うスーパーバイザーとして関西十数店舗を担当し独立。オーストラリア、フランスに渡りサスティナブルな生活を学ぶ。帰国後、京都を拠点に非公開寺院でのお寺ヨガ開催や、ウェルネスホテルでのヨガクラス、オーガニックブランドとのタイアップイベントなど、ヘルシーなライフスタイルの提案を行っている。RYT200・500指導者養成講座トレーナーとして全国各地でリトリート開催、オンラインや対面講座を行う。ライター、イラストレーター、プランナーとしても活動中。 マタニティヨガTTC/ムドラーヨガTTC /骨盤底筋TRヨガTTC /美骨盤ヨガTR /シニア&チェアヨガTR /タイ古式マッサージセラピスト(タイ政府認定)/ナチュラルビューティースタイリスト/サウナスパ健康アドバイザー
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