快眠に導く食事|ぐっすり眠るために何を食べ、どのように暮らすべきか

PIXTA

快眠に導く食事|ぐっすり眠るために何を食べ、どのように暮らすべきか

夜ぐっすり眠れるように、ヨガマットの上でいろいろ試す人もいるだろう。だが普段の食事が睡眠パターンを乱しているとしたら、その努力も水の泡になってしまう。そこで、快眠を促す食事を紹介しよう。

食習慣が睡眠の質に大きな影響を与えていた

近代アーユルヴェーダの父のひとりといわれるアチャリヤ・チャラカは、私たちが求める幸福や強さ、活力、知力、潜在力のほとんどは安眠によって決まると考えていた。それから2300年以上経った現在、多くの科学者たちがその説を支持している。
「睡眠は私たちの人生すべてに影響を与えている」と語るのは、アリゾナ大学で睡眠と健康に関する研究プログラムのディレクターを務めるマイケル・グランドナー博士だ。「体、精神、感情の健康維持には欠かせないものだ」。研究者たちは、睡眠不足は外見にも影響することも明らかにしているが、それについては、学術研究書を読まなくても納得できるだろう。
だが、食習慣が睡眠パターンに大きな影響を及ぼしていると言われたら、にわかには信じがたいかもしれない。「多くの人は、果物や野菜や全粒穀物から得られる必須のビタミンやミネラルが不足しているの」と言うのは、理学修士で米国登録栄養士、さらに米国栄養士会の広報担当を務めるエンジェル・プラネルだ。「おそらく、その人たちは昼も夜も体が本来の機能を果たせていないから、睡眠障害を引き起こしやすいでしょう」
それを裏付ける研究も始まった。『Journal of Clinical Sleep Medicine』に発表された研究によれば、食物繊維が少なくて飽和脂肪酸と糖分の多い食事は、浅眠や非回復性睡眠と関連しているという。非繊維質の炭水化物と糖分を大量に摂取すると、深部体温が乱れ、眠りを促すメラトニンという夜間に働くホルモンの分泌が減少すると研究者たちは推測している。

story by Victoria Clayton
translation by Sachiko Matsunami
yoga Journal日本版Vol.58掲載

RELATED関連記事

facebook

Yoga Journal Onlineをフォロー

Facebookページでいいね!する