【寝る前たった15秒】 疲れ目に効くタオルを使った簡単セルフケア
スマホやパソコンを長い時間見ていると目がショボショボ…。疲れ目は放置すると頭痛や肩こり、全身の疲労感など様々な症状にもつながるため、疲れ目をリセットしてあげることが大切です。そこで今回は、おやすみ前にたった15秒行うだけで日々の疲れ目ケアができる方法をご紹介します!
「疲れ目」はなぜ起こるの?
パソコンやスマートフォン利用の時間が長いことが原因で疲れ目を感じれいる人も多いかと思いますが、以下に挙げる生活習慣も疲れ目が起こる原因として考えられます。
● パソコンやスマートフォンの長時間使用
目のピント調節を行っている毛様体筋が緊張し、疲弊することが原因です。
● 度数の合わないメガネやコンタクトの使用
メガネやコンタクトの度数が合っていないと無理に目のピントを合わせようとするため、毛様体筋が疲弊し目が疲れてしまいます。
● 目の乾き(ドライアイ)
目の表面を保護する涙の量が減り目の乾き(ドライアイ)の状態が続くと、必要以上に目に負担がかかってしまうことで目の疲れを引き起こします。
● ストレス
ストレスにより自律神経が乱れ、交感神経が働きすぎると、目のピント調節を行っている毛様体筋に力を入れづらい状態となります。
疲れ目を放置するとどうなる?
疲れ目が慢性的になっていると、対処するのが面倒になる方もいるかもしれませんが、目が重たい、視界がぼやける、ショボショボするなどの状態を放置すると、目の疲れが身体全体の不調へとつながる可能性があります。
例えば、首こり・頭痛・吐き気・倦怠感・不眠・食欲不振など生活に支障を及ぼす症状が起こる可能性も。不調の原因は様々考えれれますが、目の疲れが原因の可能性もあるので気になる方はしっかり目のケアも行うようにしましょう。
疲れ目の原因となる筋肉をリラックスさせよう
疲れ目を引き起こす原因となる筋肉の1つに後頭下筋の緊張があります。
後頭下筋は4つの筋肉で構成され、首の付け根の深い位置にあります。頭を安定した位置に保つために非常に重要な筋肉ですが、冒頭で挙げたような生活習慣により凝り固まり、血流不全を引き起こすこともあります。
さらに、後頭下筋は眼球運動との関わりも深いため、後頭下筋が凝り固まり緊張状態になってしまうと眼球運動にも制限が生じるため疲れ目の原因となります。
ですので、目元を直接ケアするだけではなく、ぜひ後頭下筋もケアしましょう。
疲れ目に効く!タオルを使った簡単セルフケア
<やり方>
1)仰向けで寝る
2)タオルを棒状に丸め、頭と首の境目に当てる
3)頭を横に揺らす。揺らす時は首に負担がかからないよう優しく、ため息をつくようにハァーと深く息を吐きながら行うのがポイントです
奥歯の噛みしめがあある方は顎を緩めましょう。同時に髪の毛の生え際付近、首の太い骨の外側にある天柱(てんちゅう)のツボを刺激すると、頭部と目の血流を改善します。
疲れを翌日に持ち越さないためにその日のうちにセルフケアすることが大切です。まずは、おやすみ前に寝っ転がって15秒ほどやってみましょう。そうすることで視界がスッキリして、心地の良い朝を迎えられると思いますよ!
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
川村香織
ヨガ・ピラティスインストラクター。忙しい人でも手軽に自分を癒し、整えるための「セルフ整体メソッド」を考案。すきま時間や、ながらエクサで体がほぐれ、ボディメイクやパフォーマンスアップ効果があると定評。ベビー、キッズ、産前産後まで幅広い年代に「セルフ整体」を伝えている。
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