更年期世代に多い【わかっているのにやる気が出ない…】胸をそらしてモチベアップ「リフレッシュヨガ」

 更年期世代に多い【わかっているのにやる気が出ない…】胸をそらしてモチベアップ「リフレッシュヨガ」
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Remi
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2024-05-15

長期のお休み明けや月曜日の出勤、「元気を出したいな」と思ったときにおすすめのポーズを紹介します。胸を開く「三日月のポーズ」で元気を出しましょう!

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「やる気」が出ないのには理由がある

やらなくてはいけないことがあるのに、やる気になれない…。そんな時ありますよね。ここでいう「やる気」とは、みずから進んで行動をしたいという気持ちのこと。

どうしてもやる気が起きない時は、体が発進する休みたいというサインの可能性もあるので、しっかりと休むことが大切です。

自律神経を整えよう

休息もしっかり取れているはずなのにやる気が出ない場合は、自律神経が乱れている可能性があります。自律神経とは、さまざまな体の働きを調整している神経です。

・呼吸
・体温調整
・血液循環
・消化機能
・排尿、排便

自律神経には「交感神経」「副交感神経」と2種類があります。交感神経は、緊張時や攻撃的になっている時など、興奮状態で優位になる神経。一方、副交感神経は、リラックスしている時に優位になる神経です。

朝起きると交感神経が優位になり、夜になると副交感神経が自然と優位になる。そのバランスが取れている状態が理想です。

自律神経の働き
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胸を開いて自律神経をコントロール

今回、紹介するのは「胸を開くポーズ」。自律神経で、唯一自分自身でコントロールできるのが「呼吸」です。

デスクワークなどで背中が丸まった状態が続くと、どうしても呼吸が入りづらくなり、呼吸が浅くなってしまいます。呼吸が浅いと、常に交感神経が優位になり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

そんなときに胸を開くと、呼吸がしやすくなり自然と深い呼吸になります。深い呼吸をすると自律神経のバランスも整います。お仕事の合間や、やる気が出ない時に、ぜひ試してみてください。

運動が苦手な人でもできる「胸を開く」簡単ポーズ

座りでも立ったままでもOK!簡単に胸を開くポーズ

1. 両手を胸の前で合わせ、合掌します

2. 息を吸いながら両手を天井方向に持ち上げ、吐きながら、両手を斜め上に広げましょう

3. 目線は、斜め上を向いて、3呼吸分キープ

「三日月のポーズ」でさらにやる気アップ

三日月
Photo by Remi

1. 四つん這いになり、両手の間に、右足を置きましょう

2. 両手を太ももの上に置き、ゆっくりと上半身を起こします

3. 両手を体の横におろし、息を吸いながら両手を天井方向に持ち上げましょう

4. 脚を入れ替えて同様に行います

【ポイント】

・腰をそらないように、胸を引き上げるイメージで行いましょう

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Text by Remi

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Remi

Remi

医療施設の顔ヨガのクラス、瞑想アプリの制作・ナレーション、企業向け講座、メディア出演など多岐に渡り活動中。 ヨガに関する資格を多数保有、丁寧なガイドとポーズ調整で、10代から90代までの幅広い世代に、心身のリフレッシュの時間と変化を届けている。 また、自身が過去に心身の不調を感じた経験から、ヨガ以外にも健康のための食事指導や睡眠改善指導、日常に取り入れられるように、生活習慣を共に見直すことを目標に活動をしている。



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