【寒暖差からくる不調に】自律神経のバランスを整える!椅子に座ったままエクササイズ

 【寒暖差からくる不調に】自律神経のバランスを整える!椅子に座ったままエクササイズ
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mai
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2023-12-17

急に寒くなってなんだか不調が続いている、身体が重だるくなかなか眠れない…。そんな方は自律神経が乱れることによる「寒暖差疲労」を起こしているかもしれません。今回は自律神経を整えるための椅子に座ったままできるエクササイズをご紹介します。

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寒暖差からくる不調「寒暖差疲労」とは

暑さや寒さを感じると体温を調節するため、汗を出したり血管を収縮させるなどを無意識のうちに行なってくれるのは自律神経の働きのおかげです。自律神経は交感神経副交感神経の2つから成り、様々な生命維持に関わっています。

自律神経は体温調整などを自動的に行うなど素晴らしい働きをしてくれるのですが、季節の変わり目は急に寒くなり一日の寒暖差が激しくなるなど環境の変化が大きいため、自律神経が過剰に働きます。「季節の変わり目になんとなく不調を感じやすい」という方は、自律神経が過剰に働くことで疲れてしまい、バランスを崩している可能性が高いと言えます。

このような体温を調節する自律神経が過剰に働いてしまい、疲労感を感じやすくなったり、原因不明なの頭痛や肩こり、睡眠の質の低下、食欲減退などの様々な不調が起こっている状態のことを寒暖差疲労と言います。これらの不調が長く続くと、日常生活に支障が出るだけでなく他の病気に進行してしまうこともあります。寒暖差を感じるような時期には自律神経のバランスを整えるために、上手にエクササイズを取り入れていきましょう。

自律神経のバランスを整える!椅子に座ったままエクササイズ

ヨガには「キャット&カウ」と言う、呼吸をしながら背中を丸めたり反らせたりするポーズがあるのですが、息を吐きながら猫のように背中を丸める時は副交感神経を優位に、息を吸いながら牛のように背中を反らせるポーズは交感神経を優位にします。呼吸を同じ長さで行うことで、2つの自律神経のバランスを整えることができます。

本格的なヨガポーズは若干難しいですので、今回は椅子に座ったままできるエクササイズをご紹介します。マットを敷いたりしなくてもどこでも行えるので、家事や仕事の合間に気軽にやってみてください。

<やり方>

キャット&カウ1
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1)椅子に浅く座り、両手で椅子を支える

キャット&カウ2
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2)息を吸って背中を伸ばし、吐きながら背中を丸める。おへそを覗き込むようにして肩甲骨を開く

キャット&カウ3
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3)息を吸って背中を反らせる。腰が反らないように胸を天井へ向けて開く

4)息を吐いて背中を丸める、息を吸って背中を反らせる動きを、同じ長さになるよう4カウント数えながら5回繰り返す

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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mai

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『ヨガ×好きなこと=笑って過ごす』をモットーに、誰かの好きなことに目を向けて、ヨガに触れる機会を広めています。ヨガとの出会いは介護福祉士として働き、家事も子育ても手を抜く事が出来ず体調を崩した時期。ヨガを続けることによって心身が安定することを体感し、生きづらさを感じているかたへヨガの魅力を伝えたいという思いで、インストラクターの道へ。ココロとカラダをゆるりとほどく柔らかいヨガで、日常を心地良くするお手伝いをしています。



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