【ぽっこりお腹を最速で凹ませる方法】「腸腰筋」を鍛えてお腹ヤセ「簡単1分!膝上げエクサ」
文字通り、お腹と腰に関わり体の根幹を支えている腸腰筋。決して大きくはなく、奥にあって目立たない筋肉ですが、体の安定と呼吸に関わり、気になる「ぽっこりお腹」の原因にもなる筋肉なんです!今日は【1日1分】膝上げをするだけでこの腸腰筋を鍛えられる「お腹痩せエクサ」のご紹介です♪
ぽっこりお腹の原因は「腸腰筋」だった!
腸腰筋ってどんな筋肉?
腸腰筋とは、大腰筋と腸骨筋を合わせて呼ぶ総称です。大腰筋は体を支える背骨(腰椎)と、脚を支える大腿骨の内側を繋いでいます。腸骨筋は骨盤と大腿骨の内側を繋いでいます。体の深層にあり、下半身と上半身を繋いで姿勢を保持し、体の安定の要となっている重要な筋肉です。また、大腰筋は呼吸の主要筋である横隔膜と筋膜で繋がっていることから、大腰筋の状態が呼吸の質に影響を与えるとも言われています。
どうして「ぽっこりお腹」になるの?
腸腰筋が衰えてしなやかさを失い、伸び縮みができない状態になると、骨盤が常に前に傾いて反り腰になるか、後ろに傾いて猫背になりがちです。いずれの場合も骨盤が正しく立つ位置にないので体感が支えらず、また内臓も下がってしまうことで、お腹がぽっこり出てしまうのです。
腸腰筋を鍛えるメリットは?
腸腰筋を鍛え、骨盤が歪まずにまっすぐ立つ状態を保てるようになると、ぽっこりお腹が解消するだけでなく、他にもこんなメリットがあります。
・姿勢改善
・もも前面のハリ解消
・腰痛の緩和
・呼吸の質の向上
・便秘解消
・内臓の活性化
1日1分膝上げするだけ!簡単「お腹痩せエクサ」
①立ち方
まずは立ち方から!膝を高く上げることより立ち方が超重要です。膝を上げる前に立ち姿勢をしっかり準備しましょう。
足を乗せられる、適度な高さの台やものを用意します。
最初に、軸足のもも前側が前に張り出さないように意識して(骨盤後傾)
次に、鼠蹊部(足の付け根のくぼみ)を一旦、後ろに引きます(骨盤前傾)
同時に、お尻を床方向に撫で下ろすようにして、骨盤がまっすぐ立つ位置を探しましょう(中立)
② 膝の上げ下ろし
①で作った姿勢を保ったまま、膝の上げ下ろしを行いましょう。10回くらいを目安に行います
疲れてきて立ち姿勢が崩れるようなら、その前にストップします
③台なしにチャレンジ
慣れてきたら、足を乗せる台なしで膝上げを行ってみましょう
これまで同様、骨盤が傾かない姿勢を保つことを意識しながら、10回を目安に行います
注意)息を止めたり、過度に勢いをつけることがないようにしましょう。
動画はこちらからご覧ください
AUTHOR
井上浩子
2002年、留学先NYのバレエスクールの授業でヨガに出会う。厳しいプロ生活で心身を壊したことをきっかけにヨガは欠かせないライフワークに。自身の経験から、「自分に安心できる感覚と自分への愛おしさを取り戻す」をモットーにレッスンを展開。 解剖学に基づく効果的なシークエンス構成と 誰にでもわかりやすいインストラクションに定評がある。日米指導歴14年・バイリンガル講師・RYT500。オンライン&対面レッスン、指導者養成のほか、ヨガ関係の通訳・翻訳も行う。
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