【運動習慣なし・腹筋ゼロでも大丈夫】超簡単！起き上がらない腹筋エクササイズでお腹の悩み解決！

腹筋運動ができない人の特徴

運動する機会が少ない人にとっては、トレーニング＝しんどいもの、というイメージが強いと思います。特に仰向けの状態から上半身を起こすに腹筋運動は、「体を起こすことすらできない」という人もいるのではないでしょうか。腹筋運動が難しい人には、以下のような特徴があります。

・お腹の筋肉が弱くなっている

当然ですが、腹筋そのものが弱いと上半身を起こす動作は出来ません。

・反り腰になっている

反り腰姿勢の場合、背中を丸めることが苦手になります。そうなると、重心が偏りバランスが取りづらいため、スムーズに上半身を起こせません。

・腹筋以外の筋肉を上手に使えていない

上半身を起こすときは、下半身や背中の筋肉、姿勢を安定させるためのインナーマッスルなど様々な筋肉を使っています。これらの筋肉を上手く使えてないと、腹筋の動作がスムーズにできません。

腹筋ゼロでもできる「腹横筋エクササイズ」

さまざまな原因で、腹筋運動がスムーズにできない人が無理をして動き続けると、体を痛めてしまう可能性があります。そこで今回は、腹筋運動が苦手な人も無理なく取り組めるエクササイズを紹介。この運動のターゲットとなる筋肉は、お腹のインナーマッスルである腹横筋です。

腹横筋を鍛えることで、お腹を引き締める効果が期待できます。腹横筋は呼吸動作と体軸を安定させる役割を持つ筋肉ですが、別名コルセット筋とも言われています。ここを引き締めることで、骨盤や背骨のアライメントが整い姿勢が改善されます。それだけでなく、内臓の周りにある筋肉なので、刺激すると内臓機能の強化にもなり、お通じの改善にもなります。

つまり、腹横筋を鍛えるとお腹の外側と内側のお悩みを同時に解決することができるというわけです。

つらくない！運動不足さんのための腹横筋エクサ

(1) 仰向けに寝て両膝を立てる。

(2) 息を吸って胸とお腹を膨らませる。この時、床と腰の間に隙間を作る。

(3) 息を吐きながらお腹を凹ませる。この時、腰で床を押してべったりくっつける。

(2)〜(3)の動きを5〜10回ほどゆっくりと繰り返します。可能であれば息を吐いてお腹を薄くしたままで、10秒程度キープしてみましょう。（この時はお腹が上下しないようにお腹を締めたまま、胸式呼吸をします）。さらに余裕があればキープ時に上半身を少し起こしてみるのもおすすめです。

ポイントは、深い呼吸で行うこと。慣れるまでは少し難しいかもしれませんが、繰り返すうちにスムーズにできるようになります。

また、ご紹介したのは仰向けで行っていますが、体を起こしている時でも同じ動きでできるエクササイズです。通勤中や仕事中、家事のすきま時間にも続けてみてくださいね。

エクササイズの詳細は以下の動画からも確認いただけます