【辛い腹筋不要】楽なのに驚くほどのお腹痩せ効果!筋トレよりも効く「背伸びストレッチ」
ぽっこりお腹が気になる、お腹まわりを引き締めたい…。そうお悩みの人は、そもそもなぜお腹がぽっこりしてしまうのか、その原因から知ることが大切です。さらに、辛い腹筋不要! 伸び伸びストレッチをするだけお腹をペタンコにする方法を教えます。
腹筋の役割
腹筋は、体型維持の他にも様々な重要な役割を担っています。
姿勢維持
私たちが二足歩行で生活できるのは、重力に対抗して直立姿勢を維持する筋肉が働いているおかげです。腹筋もその1つで、お尻や背中の筋肉と協力し合いながら姿勢を支えています。
快適な日常生活
息を吐く、咳をする、便を排出するといった、毎日行なう動作でも腹筋が働いています。高いところに手を伸ばす、体をねじるなどの動作や、 腕の動作を支えているのも腹筋です。
腹筋がきちんと使われて、姿勢や動作をしっかりサポートしていれば、快適で疲れにくい体になり、代謝もアップして太りくくなります。
ぽっこりお腹の原因
皮下脂肪や内臓脂肪はお腹がぽっこりする原因の1つですが、重力による内臓の下垂も原因です。
人間の体には直立姿勢を保つ筋肉が常に働いていますが、デスクワークや、あまり筋肉を使わない生活を続けていると筋力の衰えが進行。重力によってお腹まわりが潰れ、良い姿勢を維持できなくなります。そして背中は丸く猫背になり、骨盤もまっすぐ立てられなくなり後傾。顔が前に出て、お腹がぽっこり…そこにお肉がつくというサイクルにハマってしまいます。
若くても背中が曲がる
背中が曲がるというと老化現象のようですが、姿勢を維持する筋力が重力に負けた結果です。若く痩せていても、猫背で腰が落ちているとお腹だけぽっこりしている人が増えています。。重力に負けない筋力と姿勢を意識し、すっきりとしたお腹を目指しましょう。
腹筋より効く!ストレッチでお腹痩せ
猫背になると、肋骨の位置が下がります。すると下がった肋骨がその下にある内臓を押しつぶし、前に出てしまいます。これがぽっこり腹になる一因です。この姿勢のまま、お腹の前側を縮めるような腹筋を頑張っても、なかなか理想のお腹には近づくことができません。まずは落ちた肋骨を引き上げ、お腹を伸ばすストレッチで良い姿勢のベースを作りましょう!
1.うつ伏せになり、両脚をヨガマットの幅に開く。両手を床につき、無理のない範囲でひじを伸ばし上半身を起こす。腰に不安がある場合は目線を下へ。余裕があれば正面か斜め上を見上げる。深い呼吸をしながら1分キープ。体を床に下ろし、手を重ねその上に頭をのせ1分休む。
2.肩幅に両脚を開いて立ち、手を組み伸びをする。肋骨を引き上げるイメージで行い、深い呼吸で30秒〜1分キープする。
3.さらに胸を高く引き上げ、深い呼吸で30秒〜1分キープする。
4.顔を正面に戻し、両手を頭の後ろに添える。手にもたれかかるように目線を上げ、お腹を伸ばす。深い呼吸で30秒〜1分キープする。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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