【下腹に溜まる脂肪の正体知ってる?】鍵は「じわじわ効かせる」こと!効果ありまくり下腹部エクサ3選
腹筋運動を頑張っても食事制限をしてもなかなか改善しない「下腹部ぽっこり」悩み…。まずは下腹部につく脂肪の種類や原因を知って、適切な対策を行うことが大切。急がば回れ、じっくり効かせるエクサで、お腹痩せを成功させましょう!
お腹の脂肪には2つのタイプがある
お腹周りにつく脂肪は、主に2つの種類に分けられます。
内臓脂肪
お腹の筋肉の内側、主に腸などの周りにつく脂肪。
皮下脂肪
お腹の筋肉と皮膚の間につく脂肪。おへそ回りをしっかりとつまめる場合は、皮下脂肪がついている可能性が高い。
内臓脂肪は男性や更年期以降の女性につきやすいと言われ、皮下脂肪は女性につきやすいと言われています。また、比較的落ちやすいと言われる内臓脂肪に比べすぐに落とすことが難しいのが皮下脂肪。お腹痩せのための運動を頑張ってもなかなか効果が出ない…と感じる場合は、この皮下脂肪が原因かもしれません。
皮下脂肪が付く原因は?
食生活の乱れ、運動不足に加え、年齢を重ねても皮下脂肪は付きやすくなります。その理由として「基礎代謝の低下」が挙げられます。
基礎代謝とは‥‥
私たちが何もしていない状態で身体の生命維持(内臓の働きや身体の成長、修復など)のために行われるエネルギー消費のこと。
このエネルギーは摂取した食物の栄養素が分解されることで作られており、基礎代謝は10代半ばにピークを迎え、年齢と共に減少。消費されずに余ったエネルギーは脂肪に変わり身体に蓄積されます。年齢を重ねるごとに脂肪が落ちにくくなる理由は、この基礎代謝の低下にあります。
皮下脂肪を減らすには
まず、皮下脂肪は落としにくいという特徴を理解しましょう。すぐに結果を求めず、長い目で対策を行うことが大切です。
・食べ過ぎに注意し、バランスの良い食事を摂る
・規則正しい生活を送る
・ウォーキング、ヨガ、水泳などの有酸素運動を日常的に行う
・筋力をつける
有酸素運動を行うことで脂肪がエネルギー源として消費され、さらに、筋肉量を増やすことで基礎代謝が向上。太りにくい身体にも繋がります。
日常生活では、一駅分多く歩いてみる、普段は車で行く場所に自転車で行ってみる、1日5分筋トレを行う、お菓子をやめてヘルシーなおやつに変えてみる…など、小さな積み重ねが皮下脂肪の減少に繋がります。焦らずじっくり下腹部ぽっこりを改善していきましょう。
内臓下垂を改善してお腹の筋力をつける3つのエクサ
下腹部ぽっこりの原因の1つである内臓下垂の改善に期待できるエクササイズをご紹介します。お腹全体の引き締めにも有効です。
※首・腰など身体に痛みや怪我の症状がある方はエクササイズをお控えください。
※出産後の場合、産後6か月以降を目安に、医師より運動の許可が出た方のみお試しください。
ヨギーニバイセコー
①仰向けで寝転び、両手を頭の後ろで組む。
②息を吐きながら上半身を上げて左ひじと右膝をタッチする。その時伸ばしている左脚は浮かせる。
③息を吸いながら戻に戻り、再び吐きながら右ひじと左膝をタッチ。息を吸いながら元に戻る。
④10〜15回繰り返す。
お尻上げ
①仰向けに寝転がり、両脚を揃えてまっすぐ天井に伸ばし、軽く膝を曲げる。
②息を吸いながら腰を丸め脚を前に倒し、お腹の力を使いお尻を持ち上げる。
③息を吐きながらゆっくりと元に戻る。
⑤10〜15回繰り返す。
※反動をつけずにできるだけお腹の力を使って行うのがポイント。
橋のポーズ
①仰向けで寝転がり、膝の真下にかかとを置く。膝と膝の間はこぶし1つ分開ける。
②手を床にむけマットを押し、息を吸いながらお尻を持ち上げる。余裕がある場合は、両腕を肩の下に入れて両手を背中の後ろで組み、こぶしでマットを押す。
③息を吐きながら骨盤底筋群を優しく締める。(お尻の穴や尿道口を引き締めるイメージで)。吸いながらゆるめる。
④骨盤底筋群を意識しながら5〜10回呼吸とともに繰り返し、ゆっくりとお尻をマットに戻す。
動画で確認したい方はこちら
AUTHOR
chihiro
主に子育て世代の方々に向けて毎日を健やかに過ごすためのヨガやセルフケアをお伝えしている。コロナ禍の2021年に″おうちヨガを習慣にしながらママたちがゆるやかに繋がることのできる場が作れたら″という思いから「育児とヨガのオンラインサークルEn〈エン〉」をスタート。「ジャーナリング講座」「アンガーコントロール講座」など心を整えるための様々な講座も開催中。
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