超初心者向け!【立ったまま1ポーズで猫背とぽっこりお腹を解消】誰でもできる体側伸ばし
骨盤を後ろに傾き背中が丸まった状態で椅子に座る習慣がつくと、姿勢が悪くなるのはもちろん、腹筋が少しずつ縮んで硬くなってしまいます。それが「ぽっこりお腹」の原因にも。今回は、姿勢を良くしてぽっこりお腹を解消する、「腹斜筋ほぐしストレッチ」をご紹介します。
猫背が体に及ぼす悪影響
街を歩いていると「猫背」の人が目についたりしませんか? 正しい立ち姿勢は、耳、肩、股関節、くるぶしが一直線上にある姿だと言われています。スマートフォンやパソコン作業による前傾姿勢が長時間続いていたり、運動不足で筋力が低下すると姿勢が崩れて、背中が丸くなってしまいます。
また、猫背は体の不調や体型の崩れの原因にも。骨の位置を本来あるべき位置へ戻すためにも、筋肉をしっかりと鍛えていきましょう!
姿勢改善には「お腹を伸ばす」ことから
背中が丸まりお腹が「く」の字になっているときは、常にお腹の筋肉が縮んだ状態。その姿勢が続くとお腹がどんどん硬くなってしまいます。お腹が硬くなると、胸を張って体を伸ばすことができなくなるので、さらに姿勢は悪化。まずは硬くなったお腹をほぐしていきましょう。
「腹斜筋」をほぐそう
腹筋群は、「腹直筋(ふくちょくきん)」「外腹斜筋(がいふくしゃきん)」「内腹斜筋(ないふくしゃきん)」「腹横筋(ふくおうきん)」の4つの筋肉から構成されています。
特に今回ほぐしたいお腹の筋肉は、外腹斜筋と内腹斜筋を合わせた「腹斜筋群」です。体をねじったり、前後左右に動かすときに働き、脊椎やおなかの筋肉を支える役目などもある、体をバランスを保つために欠かせない筋肉です。
ぽっこりお腹も解消!お腹伸ばしストレッチ
腹斜筋群を伸ばすストレッチをご紹介します。猫背改善のほか、ぽっこりお腹の改善にも効果的です。
①まっすぐ立ち、脚を腰幅の1.5倍ほどに開きます。
②両手を胸の前に伸ばして手の指を組み、手のひらが外を向くようにひっくり返します。息を吸いながら両手を天井方向へ上げていきます。できるだけ手を遠くに伸ばし、お腹の筋肉を上に引き上げましょう。
③息を吐きながら右真横に上半身を倒します。手を遠くに伸ばし、しっかりとお腹の筋肉を伸ばしていきます。
④息を吸いながら上半身をセンターに戻し、息を吐きながら左真横に倒します。こちらを5〜10回繰り返します。
コツは、上体を横に倒すことよりも、腹斜筋群をしっかりと伸ばすことに意識を向けること。目線は斜め上方向を向くことをおすすめします。
動画で確認をしたい方はこちら
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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