誰でもできる!股関節がみるみる柔らかくなる仰向け運動【全身のめぐりを上げるための股関節ほぐし】
急に寒くなり身体が追いつかない、と感じている人もいると思います。今回はご紹介するのは寝ながら股関節をほぐすストレッチ。股関節の可動域を広げて血流をよくすれば、冷え対策にもつながります。
股関節が柔らかいと何がいいの?
股関節が柔らかい方がいいと聞いたことがある人は多いと思いますが、なぜ股関節の柔らかさが重要なのでしょうか。
その理由は、股関節が下半身の中で特に大切にしたい血流の中継地点となっている場所だから。大きな動脈と静脈が股関節を経由しており、身体の血液活動において重要な場所となっています。そのため、股関節が硬いと、流れが滞りやすくなり、下半身の血流にも大きく影響してくるのです。
股関節周りの筋肉をほぐそう
股関節は骨盤と太ももの骨(大腿骨)が結合した箇所のため、股関節の動きをよくするには、その結合箇所を守っている筋肉のこりや硬さを少しずつ緩めてほぐすことが必要になってきます。
リンパの流れをよくして老廃物を排出
身体には、リンパ節という「リンパ液」が流れる「リンパ管」のフィルターの役割をしてくれている箇所がりあります。
膝や股関節の曲げ伸ばしをすることで、リンパマッサージができ流れを良くすることができます。筋肉をほぐし身体の歪みを解消するのと並行して、リンパを流して老廃物を排出しやすくしていきましょう。
寝ながら股関節ほぐしヨガ
1、仰向けになり右脚の膝を曲げ、左脚はまっすぐ伸ばします。
2、両手で右のすねを抱えて胸に近づけ、そのまま外側に開きましょう。
3、外側に開いたら膝を伸ばし、できるだけ遠くに足先を伸ばします。
4、つま先を伸ばしたまま、右脚を左側に振ります。
5、右ひざを曲げて、再び胸の前に引き寄せて抱えましょう。
6、左脚も同様に行っていきます。左右差や心地良さの違いを感じてみましょう。よりほぐしたい脚は、脚をゆっくりと回すのもおすすめです。
詳しい動画は、こちらからご確認いただけます。
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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