更年期世代に急増中!【ストレートネック】首こり・肩こりにつながる現代病を防ぐ首ストレッチ
首こりや肩こりからくるつらい頭痛。もしかしたら「ストレートネック」が原因かもしれません。ストレートネックは、普段の姿勢のくせから生じる現代病。スマートフォンの使い過ぎも原因の一つです。ストレートネックを改善するための首ストレッチをご紹介します。
ストレートネックとは
人間の頭の重さは、ボーリングの玉と同じぐらいあると言われています。そんな重〜い頭を支えているのが首。本来の首の骨は緩やかにやや前方へカーブしていて、このカーブがあることで頭が身体の真上に位置することができ、最小限の負担で頭を支えているのです。
ストレートネックは、そんな首本来のカーブがなくなり真っ直ぐな状態で固定化されていることを指します。ストレートネックになると頭が前に出てきてしまい、首に負担がかかってしまいます。
ストレートネックの原因と改善策
ストレートネックの主な原因は、デスクワークなどの座ったままの姿勢や、パソコンやスマートフォンを見る際の前屈みの姿勢が続くことにあります。前屈みの姿勢になると、腰や背中が丸まり、頭が前に突き出た状態になり、この姿勢が続くと、背中から首にかけてのカーブが真っ直ぐになってしまいます。
ストレートネックを改善するためには姿勢改善が必須となってきます。特に首の後ろの筋肉を鍛えていきましょう。首にはさまざまな神経が通っているので、無理に鍛えると危険。ゆるやかに鍛えていくのを忘れないようにしてくださいね。
ストレートネック改善ストレッチ
【ストレッチの前に】
①ツボを押しながら首の後ろの筋肉を緩めていきます。首の後ろの髪の生え際付近にある「天柱」というツボは、頭痛やめまい、目の疲れや自律神経の乱れ、首こり、肩こりに効果的なツボです。
②両手の親指で天柱を押しながら、天井方向を見上げて首の後ろの筋肉をほどよく縮めていきます。両手で頭を支えながら行いましょう。
【ストレッチスタート】
①四つん這いの姿勢になります。肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにしてください。
②息を吐きながら、おへそをのぞきこみます。首の後ろの筋肉を心地よく伸ばしましょう。
③息を吸いながら、軽く天井方向を向きます。首の後ろの筋肉をほどよく縮めていきましょう。
④呼吸に合わせながら5〜10回繰り返しましょう。
動画で確認をしたい方はコチラ
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く