実は日本人の9割が【ストレートネック】頭を後ろに下げるだけ!5秒でできる首の位置の戻し方

 実は日本人の9割が【ストレートネック】頭を後ろに下げるだけ!5秒でできる首の位置の戻し方
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実は日本人の8割~9割がこの状態と言われている「ストレートネック」。肩こりに悩んでいる人が約7割と言われているので、肩こり以上にストレートネックの方が多いということになります。実は、ストレートネックが原因となる身体の不調はとても多いのです。今日は1日5秒でOK、習慣にしたいストレートネックの解消方法をご紹介していきます。

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実は危ないストレートネック

ストレートネックという言葉、最近よく耳にしますよね。ストレートネックとは簡単にいうと、姿勢が崩れ、本来は頭を支えている頸椎(背骨の首部分)のカーブが頭に引っ張られて前のめりになり、真っすぐになっている状態を表しています。

私たち人間は、全身を支える足裏から一番離れたところに、大きなすいかと同じくらいの重量(成人の場合4~6kg)の頭があります。大きな頭を、まずは首で支え、その次に肩、背中で支えてバランスを保っています。寝ているときは首に負担はかかりませんが、うつむいたり傾けたりすると、首や肩に負担がかかります。

姿勢が悪く頭を支えるためのバランスが崩れると、その崩れたバランスを保つために、首や肩の筋肉が活躍し、場合によっては過度な緊張状態が続きます。その結果、血流の流れが悪くなったり、肩こり、腰痛、頭痛を感じることになる、というわけです。

首痛
photo AC

チェック!あなたはストレートネック!?

ひとつでも当てはまれば、ストレートネックの可能性あり

・現在肩よりも頭が前に出ている自覚がある
・少しでも手が空くと、すぐにスマホに手が伸びてしまう
・仕事でパソコン作業を行うことが多い
・肩こりや首こりを常に感じている
・枕は高い枕の方が寝やすい

ストレートネック①
photo by Naoko Iwasaki

「身体に負担のない」首の位置の戻し方

1日5秒でOK。気がついた時に取り入れて、毎日の習慣にしましょう。

1、座っていても、立っていてもOK。背筋をまっすぐ伸ばしましょう。

2、あごから頭にかけて順に後ろに引いていきます。指先であごを後ろに押してもOK。肩の真上に耳が来る位置を目指しましょう。

ストレートネック②
photo by Naoko Iwasaki

3、頭を固定してゆっくり5秒キープ。最初は辛いかもしれませんが、自分の身体を矯正する意識で、正しい位置を身体に覚え込ませます。

4、その位置を保ちながら、深呼吸をします。

5、一度息を吐き、背骨から頭のてっぺんまで呼吸が通っているのを感じながら、吸っていきます。

6、優しく吐きましょう。

詳しい内容は、動画でもご覧いただけます。

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AUTHOR

岩﨑奈緒子

岩﨑奈緒子

11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。



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