【6時間以下の睡眠は超危険】致命的な不調を招く前に…睡眠の質を高めるための「足先ストレッチ」
季節の変わり目。涼しい気候に慣れず体調を崩す人や、なんだか元気が出ないと感じている人もいるかもしれません。そんなときほど、大切にしてほしいのが睡眠です。簡単に睡眠の質を高める、寝ながらストレッチをご紹介します。
睡眠時間=自分の明日を作る時間
体調を崩しやすい季節の変わり目、睡眠を深めることを再意識してみませんか? 睡眠は、細胞のサビを取る大切な時間。これは睡眠でしかすることができません。
日焼けやシミ対策と同様に、今日1日頑張ってくれた細胞のサビを取るという意識で、まずは睡眠時間をしっかり確保しましょう。理想の睡眠は最低でも6時間半~7時間半。それ以上とった方が体調良いという人も多くいると思います。
睡眠時間が少ないと細胞のサビが取りきれない
6時間未満の短い睡眠時間が続くとサビを取る時間がなくなります。6時間以下の睡眠が2週間続くと、徹夜した状態と同じ脳の処理速度になってしまうと言われており、さらに、記憶整理の際に出るゴミの一部である「アミロイドβ」は、20~30年後の未来にアルツハイマーを発症してしまう要因にもなることが分かっています。また、うつ病の発病も、睡眠不足から始まるケースが多くみられています。
「睡眠負債」という言葉があるように、一度借金のように溜めてしまった身体の疲れや心の疲れは、取り戻すのにたくさんの時間を要します。まずは、いつもより30分早く寝てみましょう。そして、次の日の体調や心の調子を観察してみてください。
足の指先から放熱する
眠る際に、深部体温という内臓や脳がある身体の深い部分の温度が下がります。この深部体温がしっかりと下がってくることが、睡眠の質を上げる快眠ポイント。なかなかスムーズな入眠ができない人は、末梢部分からの熱が上手く放出されておらず、深部体温が下がりきっていないのかもしれません。
深部体温を下げるための「足先ストレッチ」
寝ながら足先の血流を促す寝る前のストレッチで、深部体温を下げましょう。
1、仰向けに寝て、片方の膝を立て、反対の脚をまっすぐ真上に伸ばします。
2、上げた方の脚の太ももに両手を当てて支えます。
3、足首を曲げてかかとを天井に向けます。ふくらはぎが伸びているのを感じましょう。
4、次につま先を伸ばして、足の甲を伸ばしていきましょう。
5、伸ばした方の脚のつま先で大きな円を描きます。反対回しも行っていきます。
6、足指でグーを作って力を入れ、パーにして緩めていきましょう。
7、反対の脚もやっていきましょう。
詳しい動画は、こちらからご覧いただけます。
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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