「下半身太り」から卒業!股関節をしっかり動かし一気に痩せやすくなるヨガポーズ【1日3分】

 「下半身太り」から卒業!股関節をしっかり動かし一気に痩せやすくなるヨガポーズ【1日3分】
津村早紀
津村早紀
2023-08-17

上半身はそうでもないのに、下半身ばかりもたつく…それはもしかすると、股関節の硬さが影響しているかもしれません。股関節周辺のあらゆる筋肉にアプローチし柔軟性を上げていくことで、一気に痩せやすくなるオススメのヨガポーズをご紹介します。「下半身太り」から一緒に卒業しましょう!

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現代人に多い「股関節の硬さ」の原因となる習慣とは?

現代人の多くの方が悩む「股関節の硬さ」。これは、座りっぱなし、立ちっぱなし等、同じ姿勢でいる時間が長いことが原因です。股関節周辺の筋肉を動かしていないぶん、自然と硬くなりやすいのです。

股関節の硬さが引き起こすトラブル  

日常生活で行っている基本的な動きに欠かせない股関節。この関節が硬くなると全身の血行が滞りやすくなり、溜まった老廃物や水分がうまく排出できないため、代謝が悪くなってしまうことで、

・太りやすくなりボディラインが崩れる
・いつも脚がパンパンでむくみやすい

このようなお悩みに繋がっていきます。

股関節の柔軟性を高めるには

股関節は、下の図のように骨盤の受け皿部分(寛骨臼)に大腿骨の丸い部分(大腿骨頭)がはまり込んでいる球関節で、6つの方向に動かせる自由度の高いところが特徴です。

日常生活の癖で硬くなりやすい股関節の柔軟性をアップさせるには、6つの方向全部にバランスよく動かすことが大事。股関節周辺の硬さが改善し、柔軟性向上に繋がります。

①伸展
脚を後に伸ばす動き
②屈曲
脚を曲げる動き
③外転
脚を外側に広げる動き
④内転
脚を内側に閉じる動き
⑤外旋
膝やつま先が外側を向く動き
⑥内旋
膝やつま先が内側を向く動き

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骨盤の受け皿部分(寛骨臼)に大腿骨の丸い部分(大腿骨頭)がはまり込んでいるイメージ/イラストAC

各方向にまんべんなくアプローチでき、下半身スッキリ、痩せやすくなる股関節ヨガフローを本日はご紹介します。

みるみる下半身のもたつきがスッキリする「股関節ヨガフロー」

①吸う息でダウンドッグから右足を高く持ち上げ、吐く息で右膝を曲げて股関節の前側を伸ばします。

余裕がある方は軸脚となる左足のかかとを持ちあげてふくらはぎ、もも裏にもアプローチ。この動きを反対側も行い最後はまたダウンドッグに戻ります。(伸展・外旋)

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photo by Saki Tsumura

 

②①のダウンドッグに戻ったら、両足を両手の外側に歩かせて腰を下ろししゃがみます。つま先をななめ45度外側に開き膝もつま先と同じ向きに揃えましょう。

両手を胸の前で合掌し肘と膝で押し合いながら内ももを伸ばします。ここで3~5呼吸ほどキープ。(屈曲・外転)

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photo by Saki Tsumura

 

③②から両手を床につき、つま先の向きも平行に戻しながら太ももとお腹をくっつけるように徐々にひざを伸ばして前屈に入ります。軽く内もも同士を寄せるような意識を持つとGOOD。ふくらはぎ、もも裏、腰、背中、首のうしろと背面全体の伸び感をゆっくり感じていきましょう。3~5呼吸キープ。頭が最後になるようにゆっくり背骨を積み上げて状態を起こします。(屈曲・内転)

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photo by Saki Tsumura

動画で一緒に動いてみましょう

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AUTHOR

津村早紀

津村早紀

営業職としてストレス過多で違和感を抱えながら働く日々の中で、ヨガを通して心のゆとりを取り戻し、自分の心に素直に生きる心地よさを体感し、インストラクターの道へ進む。現在は働く女性の「カラダを変えたい」&「ストレスフル」を解決すべく骨格矯正の要素を取り入れたボディメイクヨガとマインドフルネス瞑想を掛け合わせた【ナチュラルボディメイクヨガ】を考案。心と身体を両方バランスよく整え、しなやかな「自分軸」を育み、自分らしく生きる方法を発信している。オンラインや都内スタジオを中心に活動中。



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