【腕をあげると肩が痛い方必見!】四十肩・五十肩のお悩みに効果抜群!予防にもなる胸椎ストレッチ
「腕をあげると肩が痛い」「肩につまり感がある」このような肩の不調にお悩みではないでしょうか。今回は四十肩・五十肩の方必見のストレッチを紹介します。まだ今痛みがない方も予防になるのでぜひ取り組んでみてください。
腕をあげると肩に痛みが出る原因
腕をあげた時の肩の痛みには主に2つあります。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
老化などが原因で、肩周りの組織に炎症が起こる病気です。肩関節に痛みが出たり、関節の動きが悪くなります。
服を着替える時に痛みが出たり、夜なにもしていなくてもズキズキする痛みが出る場合があります。
腱板断裂
腱板断裂とは、腱板(肩を安定させている筋肉)が切れた状態です。
・年齢とともに老化で自然と切れる
・転倒や外傷で切れる
などが主な原因となります。
背骨が硬いと肩を痛める?
背骨が硬いと肩を痛めやすくなるというデータがあります。
本来、腕をあげる時には肩甲骨と背骨も一緒に連動して動きます。しかし背骨の胸椎部分の動きに制限がある場合、肩の関節のみで動かそうとするため肩関節周囲に負担がかかるのです。
肩の痛みの予防には胸椎ストレッチ
肩を正しく動かし、痛みを予防するためには、胸椎をしっかりと動かせることがポイントです。
⒈四つ這いの姿勢になります
⒉胸から背骨を反らします
胸にかけているペンダントを前に向けるようイメージすることがポイントです!
※痛みが出てすぐの方や我慢できない痛みがある方は安静や病院への受診をおすすめします。
さらに動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
服部恵実
大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。
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