一度なると治るのに時間がかかる【四十肩】を予防!肩を優しく動かす5つの定番ストレッチ
腕が頭の上まで挙げられなくなった、肩の動きが悪い…そんな肩の不調を感じていませんか?それは間違いなく四十肩・五十肩の予兆です!放っておくと良くなっていくことはなく、ますます肩が動かなくなっていきます。そこで今日は四十肩・五十肩を予防する肩周りの定番のストレッチをご紹介します。
四十肩の予兆サイン、あなたはあてはまる?
・腕が頭の上まで挙げられない
・肩の動きが悪い
・ブラのホックを止められない
・コートを着る時に肩が痛い
あなたにいくつあてはまりますか?肩の動きが悪いと感じている方でこの中の1つでもあてはまれば、四十肩の予兆が出始めている可能性があります。
四十肩・五十肩になった時にすべきこと
四十肩・五十肩は肩をスムーズに動かすための関節や筋肉が老化によって固まることで引き起こされます。明確な原因は現在もわかっていません。年齢が上がるにつれて、四十肩・五十肩に悩む人は少なくありません。
上に記した予兆サインのように、肩の動きが悪くなったと感じ始めた時が重要です!この時にひどい肩こりだと思って放置すると、肩はますます動かなくなり、痛みが出てくる場合があります。肩の調子が悪いなと感じた時に、肩を積極的に痛みが出ない範囲で動かすことが大切です。
肩を動かすことで関節や筋肉が動き、血流が良くなり、肩の可動域をキープすることに繋がります。
今回は肩周りを丁寧に優しく動かす定番のストレッチをご紹介します。四十肩・五十肩を予防し、肩の調子を上げる内容です。
それではやっていきましょう。
【四十肩を予防】肩を優しく動かす定番5つのストレッチ
1)脇の下ストレッチ
四つん這いの姿勢からお尻を後ろへ引いて脇の下を伸ばします。お尻は床につけないように注意してください。
2)二の腕&背中ストレッチ
四つん這いの姿勢から片手の掌を天井に向けて、反対の掌の上へ置きます。そこからお尻を後ろへ引いて、伸ばした腕の二の腕と背中をストレッチします。肩の動きが悪くなっている時はこの場所が特に硬くなっています。
3)腕の上げ下げ
床と平行になるように腕を上げ、下ろします。肩の関節が固まるのを防ぎます。正座が辛い方は、他の姿勢でもOKです。
4)体側ストレッチ
片手を頭の後ろへ置き、反対の手を床に添え、体重をかけるようにして体側を伸ばします。肩甲骨が固まるのを防ぎます。
5)肩回し
指先を肩に置き、大きく肩を回します。指先の力を抜くと、肩の関節が動かしやすくなります。
動画でやり方を見る
四十肩・五十肩は一度なると治るまでに3ヶ月から半年以上時間がかかります。定番ストレッチを毎日行うことで、肩の調子をキープし、四十肩・五十肩を予防します。ぜひ、1日のライフスタイルに組み込んで毎日行ってください。
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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