【冷房のせいで朝起きると足首が冷えてない?】睡眠時の室温対策と血流アップの足首ストレッチ
夏本番になると、夜まで気温が下がらず、エアコンを付けっぱなしで寝る人も増えてくると思います。しかし一晩中かかっているエアコンの中で過ごす身体は、芯から冷えている状態。体の血流をアップする、起き抜けにおすすめの足首ストレッチをご紹介します。
夏の質の良い睡眠には温度管理が大切
睡眠の質を考えた時に、室温を意識していますか? 寝室の室温が寝ている時の身体に合っているか判断する基準は、寝ている時の汗のかき方です。
汗には自律神経が関係しています。コップ1杯の汗は季節を問わずかくのが通常と言われていますが、それ以上の汗を一度に多くかいたり、ベタベタした身体が不快に感じる汗をかいていると、せっかく副交感神経(リラックスの神経)が優位となり睡眠を取れているのに、再度交感神経(活発な行動をする際の神経)が優位となってしまい目が覚めてしまうことがあります。
睡眠不足によるストレスが睡眠の質の低下をもたらしているのです。
夏の就寝時の身体は冷えている
夏のパジャマは半そで半ズボンなど、短い丈のものを選ぶ方も多いと思います。そこに加えて就寝時にエアコンを使用していると、自分が思っている以上に身体が冷えてしまっていることがあります。
女性は年齢を重ねるとともに、筋肉量や代謝が落ちてくるため、パートナーやお子さんが快適と感じる温度に合わせていると、自分だけが冷えてしまいます。そんなときは、足首が温められるレッグウォーマーを使用したり、長袖のパジャマを着用することがおすすめです。
さらに目覚めた後は、足首ストレッチをして全身に血流を促してあげましょう。足首をほぐすことで、末端からの巡りが身体全体に行き渡りやすくなり、朝から身体を動かしやすくなりますので、ぜひやってみてくださいね。
目覚めてすぐできる足首ストレッチ
1、起きてすぐに行えます。仰向けのままでも、上半身だけ起こしてもOK。
2、両脚を大きく開き、左右にぶらぶらと揺すりましょう。
3、つま先を倒して足の甲を伸ばします。
4、つま先を身体に向けてかかとを押し出しましょう。
5、つま先で大きな円を描き足首をほぐしましょう。
詳しい動画はこちらからご覧いただけます
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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