【暑い季節の必需品】イライラ、のぼせを感じやすい人必見!ポーチに入れて持ち歩きたいアイテム2選
暑くなると、なんだかイライラする...そんな風に感じたことはありませんか? 「イライラ」「怒りっぽい」「攻撃的な言葉を発してしまう」など、本当はそうしたくないのに悩んでいる人がいたら、アーユルヴェーダの智慧で改善できるかもしれません。 今回は、暑さで生じる不調を気軽に軽減できるアイテムを2つご紹介します。
暑さが与える心身への影響
アーユルヴェーダでは、夏は「ピッタ」という「火の要素」が高まる季節です。ピッタとは、【熱性・油性・鋭さ・動き・軽さ】の性質があり、気温が上がるとピッタが乱れやすくなると考えられています。
暑くなってきて、このような症状を感じていませんか?
・肌荒れや発疹など肌トラブルが起きる
・軟便、下痢をする
・目が充血する
・頭痛
・よく汗をかく
・体内のほてりや灼熱感を感じる
・怒りっぽい、批判的になる
・イライラする
何か感じているものがあれば、ピッタが乱れているサインかもしれません。
この季節は、ピッタが高まりやすい時期ではありますが、元々ピッタの要素を多く持つ人は、夏になると心身のバランスを崩したり、イライラしやすくなっていたりなど、いつも以上に乱れを感じているかもしれません。
その行動、実はイライラを増やしてる?!
ピッタを乱す原因は、食事、日々の過ごし方などあらゆるところに潜んでいます。自分自身のちょっとした行動が、実はイライラを感じさせやすくしているかもしれません。今日から少しずつ意識をしてみて、イライラの原因を取り除いていきましょう。
<イライラを減らすために日常で避けること>
・日光浴
・時間に追われるスケジュール
・激しい運動
・文句を言いながら食事をする
・激辛のもの、身体を熱くするスパイスを使った料理
・酸っぱい食事、塩っぱい食事
・アルコール、カフェインの摂りすぎ
・肉や脂っこいものの食べ過ぎ
ポーチに入れて持ち歩きたい!「溜まった熱を出す」お役立ちアイテム
夏のイライラを抑えるためには、「熱を溜めない」「溜まった熱を出す」ことがポイントです。気軽にピッタケアができるアイテムをご紹介しますので、持ち歩くポーチに入れて、ぜひ取り入れてみてください。
ローズウォーター
ローズは冷たい性質を持ち、クールダウンの効果があると言われています。熱った身体や、日焼け、肌の炎症にもおすすめなため、夏には欠かせないアイテムです。
また、心をリラックスさせたり、女性ホルモンのバランスを整えてくれるため、ローズの香りに包まれると、心を穏やかにしてくれます。
スプレーボトルに入れて持ち運び、熱ってきたなと感じたら、シュッとしてみましょう。ローズウォーターは、アルコールや防腐剤が入っていない純粋なものがおすすめです。
氷砂糖
アーユルヴェーダでは、氷砂糖はゆっくりと溶けていく性質から、砂糖の中で最も消化によく、クールダウンさせる作用が強いと言われていて、体内に溜まった余分な熱を取り除いてくれます。
また、アーユルヴェーダでは、味には身体や心への作用があると考えられており、「甘味」は、増えすぎたピッタを減らし、滋養をもたらしてくれます。暑さで疲れた身体を癒すのにも、氷砂糖を一口食べてみてください。
日々過ごす中で、イライラした気持ちを落ち着かせたいときはもちろん、身体に熱りを感じたとき、頭痛がしそうなときも、ローズウォーターをふきかけたり、氷砂糖を舐めてみましょう。クールダウンされ、症状が落ち着いてくるのを感じるかと思います。
AUTHOR
永田舞美
ヨガ・アーユルヴェーダ講師 金融営業職に没頭する中で、ヨガとアーユルヴェーダに出会う。10代から悩みが絶えず、自律神経の不調だらけの自分が好きになれずにいた時期が長かった。自分の本質を知り、身体と心の心地よさに 意識を向けて日々生活するようになってから、本来の自分でイキイキと過ごせていることを実感。 この経験から、現代の生活に生きるヨガとアーユルヴェーダを伝え、「本来の自分を取り戻し、心地よく過ごす」ことをテーマに2021年10月に独立。1年間で約200名にアーユルヴェーダを指導。ヨガフェスタ2021への出演や、ヨガモデルとしての実績もある。 ヨガ&アーユルヴェーダ朝活コミュニティの運営、アーユルヴェーダ講座、ライフスタイルカウンセリングの他、全国各地でリトリートイベントを企画主催。
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