【ガチガチな肩こり・首こり・背中に効果的】驚くほど変わる!背骨の柔軟性を高めるストレッチ3選
長時間のデスクワークやストレスなど、さまざまなことが原因で「背中がガチガチになっている」「なんだか背中がすっきりしない」と感じている人も多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決するための「背骨を動かすストレッチ」をご紹介します。
背中がガチガチになる原因
背中がガチガチになってしまう原因は、主に悪い姿勢や運動不足、ストレスなどが挙げられます。
悪い姿勢では、一部の筋肉に負担が大きく掛かり、負担がかかった部分の筋肉は緊張状態になります。また、運動不足やストレスが溜まると、血流が悪くなりこりのような状態になってしまうのです。
ガチガチ背中を改善するには?
背骨を柔軟に動かす
ガチガチ背中の人は、背骨が硬くなっている場合がほとんどです。背骨を動かすことで、背骨の中を通る血管が刺激され血流が促進。さらに、背骨の周りにはたくさんの細かな筋肉が付いているため、それらの筋肉をストレッチすることで柔軟性がアップします。
背中の筋肉を適度に動かす
背中には背骨付近以外に、大きな筋肉もたくさんついています。広背筋、僧帽筋、菱形筋といった筋肉は代表的な筋肉で、デスクワークや運動不足で硬くなりやすいのが特徴です。背中の筋肉を鍛えて血流を改善し、ガチガチな筋肉を柔軟にしていきましょう。
良い姿勢を維持する
悪い姿勢を改善することは、背中ガチガチの予防にも効果的です。
・横から見た時に肩の真上に耳があるか
・ペンダントをした時にあたる胸の部分が下を向いていないか
これらの2点を意識するだけで基本的な良い姿勢は維持できます。鏡でチェックしてみましょう。
背中を柔らかくするストレッチ3選
背骨を丸めるストレッチ
①仰向けに寝て、両手は体の横におき手のひらを床につけます。
②腰と脚を持ち上げ、後転の要領でつま先を頭の向こう側まで持っていきます。
③背中が床から浮いて肩甲骨付近が丸くなり、背中が伸びている感覚があればOKです。
背骨を反らすストレッチ
①四つ這いになり、両手をできるだけ前に移動させます。
②腰を後ろにひき、背中を軽く反らせながら胸とあごを床につけましょう。
③背中の上部分と脇の下が伸びているのを感じられればOKです。
背骨をねじるストレッチ
①あぐらをかいてまっすぐ座り、上半身を腰からねじります。
②体を右にねじった時は、左手で右膝をつかみましょう。目線はひねった先の遠くを見ます。
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AUTHOR
服部恵実
大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。
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