あなたの背中のガチガチ度はどれぐらい?【いいことしかない】背中をほぐして軽くする『背中呼吸』
背中に鉄板が入っているようなガチガチ感があるという方や、深呼吸をしようとしたら全く呼吸が吸えない!という方は、背中の筋肉が硬くなっている可能性があります。ガチガチの背中のデメリット、そしてしなやかな姿勢を作るメリットとは?さらに今すぐできる簡単エクササイズにもご紹介!
あなたの背中のガチガチ度をチェックしてみよう!
背中が硬いことによって引き起こされるリスクは、いつもあなたが悩んでいるお悩みがすべて含まれているかもしれません。例えば・・・
・肩こり/腰痛
・深呼吸ができない/呼吸が浅くなる
・姿勢が崩れる
・朝起きた瞬間から背中や腰が痛い
まずは、今すぐ10秒吸って、10秒吐いてみてください。
もしも10秒吸えないという方や、吸おうとしたら押さえつけられているような上半身の硬さを感じた方は、「背中バキバキ度高め!」です。
背中の筋肉を3つに分けて動かしていこう!
バキバキの背中をほぐしていくためには、背中を動かす必要があります。
ところが、特に女性は背骨を動かそうとしても、腰が柔らかく動きやすいという特徴があることから、背骨の下部(腰回り)は反りやすいが、実は背骨中部~上部はガチガチで動いていないという方が多くいらっしゃいます。
すべてがしなやかに動かしやすい状態をつくるには、背骨を3つの部位に分けて意識するのがコツです。
1.最初に背中上部を動かそう
背中の上部は、姿勢が悪くスマホ首といわれるように顔が前に出てしまう癖がある方は、とても動かしづらい部分です。
正座になり、肘から手のひらまでの前腕全体をマットにつけます(マットにつかない場合は、タオルやクッションなど手の下に高さをつけましょう)。
息を吐いて背中を丸める、吸って顔を斜め上に引っ張り上げるを繰り返して行い、肩甲骨の間の背骨を動かしていきます。
2.次に背中の真ん中を動かそう
みぞおちの裏側当たりの背骨をしなやかに動かしていきましょう。胃の裏側にもあたるので、内臓が弱っている方にもオススメの動きです。
正座になり両手の平を膝から20センチくらい前につきます。1と同じように息を吐いて背中を丸めて目線はおへそに。
息を吸って頭頂を誰かに引っ張られているように上に引き上げて背中をそらせます。顎を持ち上げるよりも、胃の裏側を引き上げるように意識してみましょう。
3.最後に背中下部(腰)~首まで全体を動かそう
ヨガではおなじみのキャットアンドカウの動きですが、少しアレンジを加えて行うとさらに背中の丸みを作りやすくなります。
四つん這いになったら、両掌を手のひら1枚分、膝に近づけた位置に置きます。
息を吐いて目線をおへそにして背中を丸め、吸って目線を持ち上げて体を引き伸ばす、を繰り返しましょう。手を近づけることで背中のアーチが作りやすくなります。
▼インストラクターの実際の動きを動画でチェック
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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