しゃがむのが辛い人は太りやすい?【痩せ体質になる】寝たまま1分でOKの簡単股関節ほぐし

 しゃがむのが辛い人は太りやすい?【痩せ体質になる】寝たまま1分でOKの簡単股関節ほぐし
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須藤玲子
須藤玲子
2023-06-15

最近、しゃがむ動きがきつくなってきたと感じる人は要注意!股関節の可動域が狭くなって、太りやすい体になっている可能性があります。今回のターゲットは股関節です。股関節を柔軟にして可動域を広げ、痩せやすい体作りを目指します。寝たままたった1分!簡単な股関節ほぐしのやり方を紹介するので、早速やってみませんか?

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股関節が硬いと太りやすくなるのはなぜ?

1 代謝が下がる

股関節が硬いと、歩く、しゃがむなどの日常の動作がやりにくくなり、体の動きもだんだん小さくなりがちです。
筋力の衰えと共に、消費するエネルギー量も低下するため、代謝が落ちて太りやすい体質になってしまうのです。

2 巡りが悪くなり老廃物や脂肪が蓄積する

股関節は体の中で最も大きな関節で、たくさんの筋肉とつながっています。

股関節周辺の筋肉
イラストAC

脚の付け根部分には主要なリンパ節(鼠径リンパ節)もあります。

リンパ節
イラストAC

リンパは筋肉のポンプ活動により流れています。股関節が硬くなり、可動域が狭くなると、周辺の筋肉もあまり動かなくなり、巡りの悪い状態が続くことに…。
老廃物が滞留し、冷えやむくみの原因になります。その結果、脂肪が溜まりやすくなってしまうのです。
股関節を積極的に動かし、柔軟性を上げることで、血液や体液の流れが改善されます。このようにして痩せやすい体が作られるのです。

寝たまま1分!痩せやすい体を作る簡単股関節ほぐし

やり方

1.仰向けになり両膝を胸に寄せ、右手で右膝、左手で左膝を抱える

両膝を胸に寄せた仰向けの体勢
Photo by Reiko Sudo

2.息を吸って両膝を胸に寄せ、吐きながら膝を開き、股関節を動かしながらゆっくり外側に回す(30秒程度繰りかえして回し続ける)

股関節ほぐし
Photo by Reiko Sudo

3.反対回しも同様に行う

股関節ほぐし
Photo by Reiko Sudo

ポイント

腰が反れないように注意しましょう。お腹を軽く引き込んだ状態で行うと体がぶれずに安定するので、股関節をしっかり動かすことができます。
人によっては左右差があるかもしれません。なるべく左右均等に動かしましょう。膝で綺麗な円を描くように、できる範囲で大きくゆっくり動かすことがポイントです。
スムーズな動きが股関節の可動域を広げ、柔軟性を高めます。代謝が上がり徐々に痩せ体質に変わっていくはずですよ!

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。RYT200/フェイシャルヨガTTC/骨盤底筋トレーニングヨガTTC/リストラティブヨガTTC/陰ヨガTTC/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト



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股関節ほぐし
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