【股関節に違和感・詰まり感がある人】股関節がスルっと緩む!寝ながらできる股関節調整ストレッチ
今回は股関節の違和感を出来るだけ早めにケアすべき理由とその対策としての股関節調整ストレッチをご紹介します。
股関節の違和感が出やすい人とは?
立つ、歩く、座る、立ち上がるという基本動作の重要な役割をする股関節は私たちの生活のクオリティーを保つためにとても重要になります。
では一体どのような方が股関節のトラブルを抱えやすいのでしょうか?
○閉経後の女性
○40代以降の男性
○身体を動かす機会がほとんどない方
○長時間の座り仕事の方
○体重過多の方
○肩や骨盤の左右の高さが違う方
○O脚やX脚の方
○ガニ股、内股の方
○先天性の方
現在、股関節に違和感がない方でも上の項目に一つでも当てはまったら早めに股関節ケアを始めることが大切です。
股関節の軟骨を守るために出来ること
股関節や膝関節は軟骨があることでスムーズに動きます。
軟骨は個人差はありますが健康な方で約5ミリ〜7ミリの厚さがあると言われていますが、加齢により軟骨細胞の新陳代謝は徐々に衰え、軟骨自体も徐々に薄くなっていきます。残念ながら一度すり減った軟骨は自然に元に戻ることはありません。
股関節の違和感や痛みを防ぐには軟骨の健康をどれだけ長く保てるか?がポイントになります。そして、そのために出来ることは沢山あるのです。
※すでに股関節に痛みがある場合は医師にご相談の上行って下さい。
身体の偏った使い方を改善する
片側だけ脚を組む癖があったり、カバンをいつも右肩にかける、ズボンをいつも右足から履くなどの日常の癖は身体の歪みに繋がります。
身体の歪みは片方の股関節だけに必要以上に負荷をかけてしまいますので、日常の何気ない動作も左右バランスよく使うように心がけましょう。
ウォーキングなど有酸素運動をする
ウォーキングをすることで脂肪燃焼効果や体幹と下半身の筋力アップ、全身の代謝アップに繋がりますので、軟骨細胞の新陳代謝が衰えにくなり、軟骨にかかる負担も軽減することが出来ます。
股関節をバランスよくストレッチをする
日常生活の中での股関節の使い方は、前に曲げる動作(屈曲)が圧倒的に多いです。
股関節周りのバランスを調整するためには股関節前面の筋肉をほぐし、逆方向へのストレッチをしっかり行うことが大切です。
スルっと緩む股関節調整ストレッチ
① 仰向けになり両膝を抱えたら、両膝で大きな円を描くように股関節を回します。右回りと左回りそれぞれ3回づつ行いましょう。
② 次に腰幅に足を開いて膝を立てます。両手の親指を左右それぞれの鼠蹊部(股関節が曲がる部分)に置きます。
③ ②のポーズから肩〜膝が斜め一直線になるように骨盤を待ち上げて、また②のポーズに戻ります。
④ 鼠蹊部に置いた親指を挟み込むように右膝を胸に近づけて戻し、左膝も近づけて戻します。
⑤ ③〜④の動作を1セットとし10セット行い、最後にもう一度①の両膝で円を描くストレッチを行います。
《詳しく動画でご覧になりたい方はこちら》
AUTHOR
Masako Janeway
ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。
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