【左右にお尻を動かすだけ】太ももの付け根の詰まり感が解消する!股関節やわらかストレッチ
股関節に何か挟まったような、詰まったような違和感、感じたことありませんか?座りっぱなしや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢でいると引き起こされることが多いです。この股関節の詰まり感、すぐに解消すれば良いですが、なかなかスッキリしないこともあります。放置していると、脚の血流が悪くなったり、骨盤が立ちにくく姿勢の崩れにも繋がります。そこで今日はこの詰まり感が解消する股関節の可動域を広げるストレッチをご紹介します。
股関節はあらゆる方向に動かすことで可動域が広がる
脚の付け根に詰まり感を感じたときは、まず最初に股関節を動かすことから始めましょう。詰まり感がある時は、長時間同じ姿勢をしていて股関節が固まっていることが多いからです。ポイントは股関節をあらゆる方向に動かすことです。満遍なく動かすことで、股関節がゆるんで可動域が広がり、詰まり感の解消に繋がります。
股関節をあらゆる方向に動かすことが大切だと話しましたが、つい私たちが見落としてしまいがちな動かし方があります。歩いたり、階段を昇り降りする時は股関節が前後に動きます。ストレッチで開脚のような動作をすれば、股関節は外側に開きます。この2つの方向には普段から動かしています。一番見落としがちなのは、股関節を左右にスライドさせるような動かし方です。お尻を左右にフリフリと動かすような動作です。これをストレッチとして今回は行います。
ポイントはお尻の真横(大転子)を壁に押し付けるようなイメージで大袈裟にお尻を左右に振ることです。ゆっくりと粘っこく動くことで股関節が左右にスライドし、お尻のストレッチ感を感じると思います。このお尻の真横が伸びてくれたらストレッチ大成功です。お尻の真横が伸びているかどうかを意識しながら、股関節を動かしてみてください。それではやり方を説明します。
【左右に動かすだけ】付け根の詰まり感が解消する!股関節やわらかストレッチ
1)立ち膝になります
立ち膝になりましょう。膝同士の間隔は、太もも一本分を目安に空けておきましょう。膝が床に当たって痛い方は、膝の下にタオルを敷いてください。手を腰に当てて、準備完了です。
2)左右にお尻を振って股関節ストレッチ
この時、横の壁にお尻の真横(股関節)をつけるようなイメージで行ってください。そうすると、お尻が軽くストレッチされ、股関節の動きが良くなります。ゆっくり10回行ってください。股関節が柔らかくなり、詰まり感が解消されます。
▼詳しい動きを動画で確認したい方はこちらから▼
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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