【鼠蹊部が詰まりやすい人の特徴とは?】たった1分でOK!全身の巡りを良くする「鼠蹊部ストレッチ」

 【鼠蹊部が詰まりやすい人の特徴とは?】たった1分でOK!全身の巡りを良くする「鼠蹊部ストレッチ」
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HINACO
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2022-12-28

1日の終わりに脚がパンパンに浮腫んでしまったり、足先が冷えて辛かった経験はありませんか?もしかするとリンパや血液などの巡りが悪くなっているのかもしれません。特に座っている姿勢が長時間続く方は、大きな神経の集まる鼠蹊部を圧迫することによってその症状が悪化している可能性も。今回は身体の巡りを良くする鼠蹊部ストレッチをご紹介します。道具なしで立ったままサクッと実践できる内容なので、是非試してみてくださいね。

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鼠蹊部をストレッチするメリット

鼠蹊部とは太腿の付け根のあたりを指します。神経、リンパ管、動脈、静脈などが密集して通っている大事な部分です。
この鼠蹊部周辺の筋肉の凝りをほぐすことによって、血液循環やリンパの巡りを促し、身体から老廃物や余分な水分が流れ出て行きやすくなるので、身体のむくみや冷えを解消するのに効果的です。
また、鼠蹊部をストレッチすると股間節周りの筋肉も一緒にほぐれ、歩行がしやすくなったり、正しい姿勢を保つのにも効果的です。鼠蹊部のストレッチにはこうした様々なメリットがあります。

鼠蹊部
イラストAC

鼠蹊部が詰まりやすい人の特徴とは?

・座っている時間が長い
・脚を組む癖がある
・運動不足
・股関節周りの柔軟性、筋力の低下
・着圧の強い服を着る

デスクワークなどの場合、座った姿勢によって鼠蹊部を圧迫した状態が長くなり、下肢のリンパの流れが滞りやすくなります。また、股関節周りの柔軟性や筋力が低下することで可動域が狭まり、リンパの滞りだけでなく代謝の低下にも繋がります。適度な運動、ストレッチは、そうした詰まりの解消に効果的です。

1日たった1分!鼠蹊部ストレッチ

やり方

両脚の間を拳ひとつ分程開いて立ちます。両手を足の両サイドへ下ろし、右足を大きく後ろへ引きます。この時右足の付け根に伸びを感じる所までしっかりと引くようにしましょう。

鼠蹊部ストレッチ
photo by HINACO

左足のつま先を立てたまま両手を右の前腿に添えて上半身を起こし、両手の指を胸の前で絡めます。

鼠蹊部ストレッチ
photo by HINACO

胸が前のめりにならないように気を付けながら、手のひらから胸を遠ざけるイメージで肩甲骨の間を後ろへ丸めていきます。じわじわと左脚の付け根が伸び、左膝を曲げたくなる感覚があればそこで正解です。

鼠蹊部ストレッチ
photo by HINACO

丸めていた上半身を元に戻し、両手を腰に当てます。左の踵を内側へ下ろし、両足の側面が平行になるようにします。

鼠蹊部ストレッチ
photo by HINACO

脚の付け根から深く前屈し、両手を下へ下ろしましょう。伸びていた左脚の付け根が縮まる感覚です。この時、伸びが強すぎる場合や腰が丸まってしまう場合は膝を曲げてなるべく脚の付け根からたたむ意識を持ってください。

ピラミッドのポーズ
photo by HINACO
ピラミッドのポーズ
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反対側も同様に行いましょう!

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AUTHOR

HINACO

HINACO

東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)



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ピラミッドのポーズ
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