股関節のつまり感が取れる!寝たまま脚ぶらぶら股関節エクササイズ
股関節が詰まるのは単に股関節が硬いからだけではありません。今回は股関節のつまりを解消する、簡単に寝たままできるエクササイズをご紹介します。
なぜ股関節がつまるの?
股関節の動きが鈍い、詰まっている感じがするという方の中で「私、股関節が硬いから」と可動域をい広げることを諦めている方はいませんか?
股関節のつまり感は以下のような状態で引き起こされると言われています。
① お尻や脚の大きな筋肉(アウターマッスル)が過剰に使われて収縮したまま硬くなっている
② 股関節を包む関節包という組織が運動不足などで硬くなり、弾力性が失われている
③ 股関節の安定にかかわる深層の筋肉(インナーマッスル)が適切に使えておらず、股関節が安定しない
今日は③の股関節の安定にかかわるインナーマッスルを活性化させ、股関節のつまりを取るエクササイズをご紹介します。
股関節のインナーマッスル
股関節のインナーマッスルがしっかり使えるようになると、①のアウターバランスが過剰に働くことも防ぐことができます。また、関節運動が適切に行われるようになり②の関節包の弾力性を取り戻すことにもつながっていきます。
今日ご紹介するのは、太ももの骨を股関節にはめて安定させてくれる外旋六筋というお尻の下の方にある筋肉のエクササイズです。
外旋六筋のエクササイズでは、横向きで膝を曲げ脚を開いたり閉じたりするクラムというエクササイズが有名ですが、前ももばかりを使ってしまうと肝心の外旋六筋に効かせるのが難しい場合もあります。
今回ご紹介するエクササイズなら、前ももを使うことなく外旋六筋にしっかり効かせることができます。
寝たまま脚ブラブラエクササイズ
<やり方>
1)横向きに寝て下の手で枕を作り、上の脚を前に出して膝を床につけ90度に曲げる
2)下の脚は太ももの付け根がまっすぐになるところにセットしてこちらも膝を曲げる(脚が卍の形になるように)
3)後ろ脚の膝は床につけたまま、かかとを天井に向けてアップしたり、下ろしたりする動きを繰り返す
4)30回くらい繰り返したら反対側の脚でも同じように行う
動かしている脚のお尻の下の方に収縮を感じればOKです。エクササイズが終わったら、いつも股関節のつまりを感じるポーズをやってみてください。変化を感じられると思います。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
齋藤美紀子
航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca(骨格ボディメイク)認定スペシャリスト。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く