しつこい肩こりには「ふだんはしないあるポーズで解消」!壁だけあればできる腕のディープストレッチ
夏が来ました!太陽がギラギラ。エアコンの部屋で快適とばかり、仕事に集中しすぎてうっかり首を冷やして頭痛を起こしたりしていませんか?壁や柱を見つけたら、こまめに腕と肩のストレッチをしましょう!
いつも下に引っ張られている首と肩を上手に伸ばすには?
首肩周りは迷走神経や自律神経の神経系が密集する場所です。だからこそ、気がついたらストレッチ。ディープストレッチでしつこい肩こりなど、さまざまな不調を解消しましょう。
腕は肩から垂れ下がる様に胴体についていて、いつも首肩周りの筋肉を下方向へ引っ張っています。例えば、輪ゴムを引っ張り続けると劣化してちぎれてしまうように、首肩はいつもピンと引っ張られてギリギリの緊張状態にいます。
毎日意識して腕を上げる運動や肩筋肉を使ってあげましょう!方法は簡単。手の平を壁につけてカラダを壁から離す様に立つだけです。これは、立位のヨガポーズの腕の使い方を学ぶ時にも使います。
《やり方》
1、壁に右手をかけ、腕をまっすぐにして立ちます。肩の高さに腕の角度をキープします。
2、顔を左に向けカラダ前面(右肩まで)を壁から離すように左回転して歩きます。(30秒から1分)
3、同様に左腕も行います。
手をかける高さを変えたり、ひじを曲げたり、様々な角度で行うと、更に胸郭周りが気持ちよくストレッチできます。
前面は、大胸筋、小胸筋、烏口腕筋、上腕二頭筋、上腕筋などが伸ばされます。
背面は、肩甲骨と背骨の間にある菱形筋、背中の筋肉の僧帽筋、三角筋などが圧迫、マッサージされ、とても気持ち良いストレッチです。
腕の角度を変えて、色々な角度にストレッチしてみてください。
*胸郭出口症候群の方や、肩先、指先にビリビリと神経痛の様な痛みを感じる方はご注意ください。症状が悪化する恐れがありますので必ず医師にご相談ください。
気持ちよくストレッチして、呼吸をたくさんしましょう!酸素をたくさん取り込んで気分上向き!やる気もアップします!
AUTHOR
西川尚美
西川尚美 サンディエゴでヨガに出会う。現在オンラインクラスでブレスワーク、陰ヨガ、瞑想、指導者養成講座を開講している。インサイトヨガのサラパワーズ氏、陰ヨガ創始者ポール・グリリー氏に師事。マインドフルネス陰ヨガ指導者養成講座 開講中。YYTT500、全米アライアンス RYT500認定講師 、介護予防運動指導員 著書「朝ヨガ夜ヨガ」宝島社 DVD「陰ヨガ for beauty & healing」
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