春の肌荒れ対策【リンパを流してたるみ・肌荒れを予防】キーワードは「さすって流す」簡単リンパケア

 春の肌荒れ対策【リンパを流してたるみ・肌荒れを予防】キーワードは「さすって流す」簡単リンパケア
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肌の調子が悪い時、スキンケアアイテムを見直したり、メイクで隠したりと外側のケアに頼りがちですが、内側からのケアを併せるとさらに効果アップ!キーワードは「溜めない」「リンパを流す」です。

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肌が荒れる原因

肌が荒れる原因は複雑ですが、そのひとつとして挙げられるのが、「身体の解毒機能の低下」です。通常、身体が取り込んでしまった老廃物や毒素は、肝臓に送られ解毒されます。しかし、何らかの理由で解毒機能が追い付かなくなると、毒素を含んだ血液が身体を流れてしまいます。その結果、皮膚の細胞がうまく働かなくなり、肌荒れやクマ、くすみの原因になる可能性があります。

解毒のカギを握る「リンパ」

リンパの役割は、「有害物質をろ過する」こと。リンパは草木の根っこのように全身に広がっていて、血液循環に入ってはいけない老廃物や細菌類を引き受けています。そして体内を流れながら、それらの有害物質をろ過していきます。ろ過を行うのはひざ裏や脚の付け根などにあるリンパ節という部分。また、何本も集まって髪の毛一本ほどの細さしかないリンパ管の中を水分が流れていくのですが、この流れが滞ると体に様々な悪影響が出てしまいます。

リンパ
イラストAC

リンパの流れを促すには「ストレッチ&マッサージ」がおすすめ

骨格や筋肉に歪みやこわばりがあったり、疲れが溜まっていたりすると、代謝のサイクルはスムーズに回らなくなります。歪みや疲れがあると、血液とリンパの流れが滞り、栄養素を運んだり老廃物を排泄したりする効率が悪くなります。

そこで生活習慣に組み入れたいのが「ストレッチ」と「マッサージ」。ストレッチで歪みや疲れを解消し、マッサージで血液とリンパの流れを促しましょう。マッサージで弾力性を高めてからストレッチをするのも、ストレッチの効果が一層高まるのでおすすめ。朝行うと1日代謝が高い状態が続き、夜寝る前に行うとその日の疲れと滞りがリセットされます。続けやすいタイミングで行ってみましょう。

リンパの流れを促す3つのマッサージ

【脚のマッサージ】

①床に座りあぐらをかくように右膝を外側へ倒し、足裏を上に向ける。左膝は立てて、お尻を持ち上げながら左かかとで右足裏をまんべんなく踏む。反対側の足も同様に。

②両膝を立てて座る。両手で膝をつかみ、親指以外の4本の指で膝裏をグーっとプッシュしたまま30秒キープ。反対側の足も同様に。

③両膝を伸ばして座り、両手の親指で右足の付け根を押し30秒キープ。反対側の足も同様に。

④両膝を立てて座り、両手のひらで両膝から足首までなで下ろし、続いて足首の裏から膝裏に向けてなで上げる。10往復行う。

⑤両膝を立てて座り、両手のひらを両膝に当て、脚の付け根に向けて10回さすり流す。

【上半身のマッサージ】

あぐらで座り、腰を丸め上半身を軽く倒し、両手で30秒〜1分腰をさする。

②右の前脇を左手でつかんで30秒キープ。親指を脇の中央に移動して、後ろ脇を握り同様に30秒間キープする。

③右手をまっすぐ上げ、手首から脇の下に向けて10回さすり流す。

④③の姿勢のまま上半身を横に倒し、脇の下から体側に向けて10回さすり流す。

※反対側も同様に行なってください。

【顔周りのマッサージ】

①右手の指先を左の鎖骨に沿わせて、10往復さする。

②右の耳の下に指をあて、右鎖骨に向けて10回さすり流す。

※反対側も同様に行なってください。

リンパを刺激するストレッチ

①足裏を合わせて床に座り、上体を前に倒す。両ひじで膝を軽く押すか、両手で膝を上から押す。深い呼吸をしながら30秒から1分間キープする。

合蹠前屈
Photo by Emiko Hirukawa

②①の状態から左足を真横に開き、つま先を天井に向ける。右手を上げ、上体を左へ倒す。右ひじを曲げて左手の力を抜く。目を閉じ、左のお尻を床に押しつけるように意識して、右の体側を伸ばす。1分間キープし、反対側も同様に行う。

体側のばし
Photo by Emiko Hirukawa

※動画で動きを確認したい方はこちら

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ひるかわえみこ

ひるかわえみこ

劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。



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