あなたの二の腕のたるみの原因は意外にも…?【座ったまま1分】巻き肩解消タオルストレッチ
最近、二の腕が太くなった…。たるんできた…。思い当たる人は要注意!もしかしたら、姿勢の悪さや巻き肩を放置したことが原因かもしれません。今回は、巻き肩を解消して二の腕をスッキリさせる、簡単なタオルストレッチのご紹介です。座ったまま、たった1分でできるので早速やってみませんか?
二の腕がたるむ原因とは?
日常生活では、腕を前に出したり肘を曲げたりする動きが多く、上の前側(上腕二頭筋)を使うことがほとんどです。逆に、腕を後ろに引いたり、肘を伸ばしたりする動きは、意識をしないとなかなかできず、腕の後ろ側(上腕三頭筋)は、思っているほど使われていません。腕を後ろに引いて、肩や胸を開く動きが少なくなると、知らず知らずのうちに猫背になり、肩が内側に入る巻き肩の状態に…。
肩まわりの筋肉が硬くなり、上腕三頭筋と大きく関わる肩甲骨の動きも鈍くなります。脂肪や老廃物は使われない部分、動かしていない部分に溜まります。つまり、二の腕のたるみや、太くなる原因もここにあるのです。
巻き肩改善&二の腕のたるみを解消する簡単タオルストレッチ
上腕三頭筋をしっかり使うタオルストレッチです。二の腕、背中、肩甲骨まわりに意識を向けてやってみましょう。
やり方
1.正座で座る。自然に腕をおろした幅で軽く脇を締め、手のひらを下向きにして体の後ろでタオルを持つ
2.肩をおろして、腰を反らさずに背骨を伸ばし、お腹を軽く引き込んだ前傾姿勢になる。腕を伸ばしてタオルをピンと張っておく
3.肘を伸ばしたまま、ゆっくりタオルを引き上げる。二の腕の後ろ側に効いている感覚があるところでキープ。呼吸をしながら10秒キープする
4.息を吐きながらゆっくり腕をおろす。2~3回繰り返して行う
ポイント
肋骨が開くと腰が反りやすくなります。肋骨を締め、下腹部を軽く引き込んでスタンバイしましょう。
顎を軽く引いて、肩、肩甲骨をしっかりおろしたまま腕を引き上げましょう。首から肩が腰のほうに伸びている感覚を意識します。
呼吸が浅くなったり、体の痛みが出たり、違和感を覚えたら、居心地の良い体勢に変えましょう。
今回は、正座で行うやり方を紹介しましたが、背もたれのない椅子や立ったままでもできるので、いろいろ試してみてくださいね。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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