【あぐらもかけないほど身体が硬い人必見】股関節を傷めず優しくほぐす3つのワーク
あぐらをかこうとしても「体が硬くてできない」「膝が高く上がってしまう」「背中が丸まってしまう」とお悩みの人いませんか?今回はあぐらの姿勢を安全に深めるためのストレッチをご紹介。その場で座って行える内容なので、おうちでリラックスしながら練習できます。
あぐらがかけない原因は?
生まれつきの股関節が開きにくい骨格という場合もありますが、それ以外に考えられる原因は「臀筋の硬さ」です。臀筋とはお尻にある筋肉で、股関節を開いたり脚を後ろへ伸ばしたりする動作の際に働きます。臀筋は身体の土台となる筋肉で、デスクワークなどで座っている時間が続くと衰えて硬くなり、あぐらだけではなく姿勢全体が崩れる原因となります。またヒップも垂れ下がるなど体型の崩れにも影響します。あぐらをかいて座った姿勢を安定させるためには、まず臀筋を鍛えることが大切です。
普段の行動も見直そう
日常生活の中であまり歩いたり運動をしないという人は、お尻の筋肉や股関節周りを動かす機会が少ないためあぐらができにくくなります。また、脚を組んで椅子に座ったり、女の子座りをする習慣があるという人も、骨盤がゆがみやすくなるため注意が必要です。普段の生活の中に運動やストレッチなどの習慣を取り入れて、臀筋や股関節周りをしっかりと動かせば身体が疲れにくくなり姿勢も整います。
あぐらがかけるようになるための3つのワーク
股関節ストレッチ
両膝を立てて座り、脚の付け根から正面に膝がくるように、左膝を内側へ倒します。膝の角度を90度にして、かかとをお尻から遠ざけましょう。両方のお尻に均等に体重が乗るよう意識すると、ストレッチが深まります。
臀筋ストレッチ
①両膝を立てて座り、左足の外くるぶしを右の太ももにのせます。
②上半身をできるだけ起こして胸を左脚に近づけるとお尻の伸びがさらに深まります。お尻が伸びすぎて痛い場合は、右脚を前にずらして上半身も後ろへのけぞると緩やかな伸びに変わります。
股関節揺らし
左脚を真横へ伸ばし、右足のかかとを恥骨へ引き寄せます。骨盤を立て背筋を真っ直ぐ伸ばして座り、左脚を付け根から左右に揺らしましょう。
※反対の脚も同様に行ってください。
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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