【疲れがなかなか取れない…】人はやってみて!起きた時の違い歴然「就寝前の40秒股関節ストレッチ」

 【疲れがなかなか取れない…】人はやってみて!起きた時の違い歴然「就寝前の40秒股関節ストレッチ」
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中村優希
中村優希
2023-02-02

しっかり睡眠をとっているのに翌朝起きると疲労感や体の重だるさが取れないという人いませんか? そんな慢性的な疲れを解消するための、寝る前に行う疲れを流すヨガストレッチをご紹介。体だけでなくイライラなど心のストレスを感じている人にもおすすめです。

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疲れやストレスを感じる原因

疲れ
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慢性的な疲れの原因は、新陳代謝の低下により体内の血液や水分の循環が悪くなることが原因のひとつといわれています。

新陳代謝が低下するとはどういうこと?

私たちの体の中では、生きていくために必要な物質を取り入れて古くなったものを排出するという入れ替わりが常に行われています。この働きを「新陳代謝」と呼びます。新陳代謝の働きが滞ると老廃物が体内に留まり続け、これが疲労につながります。新陳代謝を高めるためには、規則正しい生活週間や、栄養バランスのとれた食事、できるだけストレスをためない、お風呂に入って汗をかく、軽めの運動をするなどが推奨されています。

特にデスクワークなどで長時間同じ姿勢でいる人や運動不足の人などは、体がこり固まることで血行が悪くなり慢性的な疲労を抱えがち。体と心は繋がっているので、体に疲労が溜まると心の疲れもどんどん溜まっていきます。

疲れ・ストレスをデトックスする「股関節運動」

股関節は体の中でも特に大きな関節部分。下半身の血液やリンパ節は鼠蹊部に集中しているため、血液循環やリンパの流れをスムーズにするためには、股関節の存在がとても重要となっているのです。股関節は歩く際に使われる部分ですが、運動不足などで股関節を動かす機会が少ない人は意識的に股関節を動かす必要があります。

また、女性は特に、ネガティブな感情やストレスを骨盤周りに溜めやすいと言われています。ストレスを溜め込んだままだと、頭痛や腹痛、婦人科系の疾患にもなりやすく体の不調として現れてしまう場合があります。股関節を大きく開きながら、ストレスなどの不要な感情を手放す意識の練習をしてみましょう。

寝る前に40秒! 股関節を動かすヨガストレッチ

①膝を抱えて仰向けになり、足裏を天井へ向け、両手で足裏をつかみます。※足裏に手が届かない場合はタオルを引っ掛けてもOKです。

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photo by Yuki Nakamura

②膝を開いたまま足を引き、股関節を開いて脇に近づけます。3〜5呼吸キープします。

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photo by Yuki Nakamura

③お尻が床から離れないように気をつけながら、体を左右にゆらゆら揺らしましょう。

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動画で確認したい場合はこちら

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中村優希

中村優希

幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰



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