【年末年始は、背中がこりやすい?】肩こりも首こりもまとめてすっきり「伸ばすだけ背中ストレッチ」
みなさん「背中のこり」を認識したことありますか? 背中がこっていることに気がついていない人は意外と多いのです。背中をほぐすと首こりや肩こりもすっきり。呼吸も深くなりますよ。
背中がこる原因は?
「背中のこり」の原因は背中だけにあらず、ということをご存知ですか? 背中の筋肉は、首、肩甲骨、上腕にかけて、層のように重なり広がっています。携帯やパソコンを同じ姿勢で見続ける時間が長いと、猫背や頭が前に落ちやすいストレートネックになっている人が増加。姿勢のアンバランスから首や肩に余計な力が入り、そこから繋がっている背中までの筋肉が緊張し、血行が悪くなっています。肩こりを感じている人は、実は背中も一緒にこっている可能性があります。
他にもこれからのイベントシーズンにやってしまいがちな暴飲暴食、年末の忙しさからくる精神的なストレスなどが溜まると、交感神経が優位の状態が続き、内臓の働きも抑制されてしまいます。内臓に負担がかかると、そこから背中のこりや痛みに繋がる場合もあるのです。
「呼吸」を意識するだけでもOK
私たちが行っている呼吸は、ストレスに大きく関係しています。強いストレスがかかっていると呼吸は浅く早くなり、時には気づくと呼吸が止まっていることもあるのではないでしょうか。反対に、穏やかでリラックスしているときは、自然と呼吸も深まっています。こり固まっている背中に気づいたら、まずは本来の自分の呼吸をすることを意識してみましょう。
伸ばすだけ「背中ストレッチ」
①楽な姿勢で床に座り、片手をお尻の後ろに指先を立てておきます。もう片方の手は手のひらを正面にして、息を吸いながら指先を上に伸ばします。
②吐きながら身体を横に倒します。床についている方の指先でグーっと床を押し、肋骨の横側を伸ばしていきます。心地よいところが見つかったら、さらに肋骨と肋骨の隙間を広げていきましょう。
③伸ばしている手をそのまま斜め前に移動します。遠くの物を取るようなイメージをすると簡単。肋骨の背中側を伸ばすよう意識してください。
詳しい動画はこちらからご覧いただけます
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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