全身をバランスよく引き締めるには?カギは背骨!前後左右に背骨を動かして全身を刺激するポーズはコレ

 全身をバランスよく引き締めるには?カギは背骨!前後左右に背骨を動かして全身を刺激するポーズはコレ
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須藤玲子
須藤玲子
2022-12-08

バランスよく全身を引き締めるには、背骨を中心に上半身と下半身を連動して刺激することが大切です。背骨をしなやかに動かし、肩甲骨、肩、腕、お腹、股関節、お尻、脚のすべてにアプローチする立位の三日月のポーズで、全身をスッキリさせましょう!

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背骨を動かすメリット

●不調を改善する
背骨まわりにはたくさんの筋肉があります。背骨を動かすことで周辺の筋肉がほぐれやすくなります。背中はもちろん、肩こり、腰痛など全身の不調の改善に繋がります。

●姿勢を整える
背骨は体の中心、軸となる部分です。軸が整い、しなやかになることで、背骨本来のS字カーブを保つ事が出来るようになります。姿勢が整い、見た目も美しくなります!

●デトックス効果を高める
背骨本来のしなやかさを取り戻すことで、体内の巡りがよくなり、余分な水分、老廃物の排出効果が高まります。むくみや冷えが解消され、脂肪を溜め込みにくい体に。心身のデトックス効果大です!

背骨をなめらかに前後左右に動かそう!立位の三日月のポーズ

背骨を横にしならせる、立位の三日月のポーズ。今回は横だけでなく、前後の動きを加えたバリエーションのご紹介です。土台を安定させ、上半身だけでなく下半身を使う意識も忘れずに!

やり方

三日月のポーズ
photo by Reiko Sudo

1)足を揃え、背筋を伸ばして立つ

2)両手首を交差して手を組み、天井方向へ引き上げる

※腕を伸ばすのがつらい場合は、肘を緩めてOK!肩に力が入りすぎないところを選びましょう。

三日月のポーズ
photo by Reiko Sudo

3)息を吸って背骨をまっすぐ伸ばし、吐きながら背骨を右にしならせ、左体側を伸ばす

三日月のポーズ
photo by Reiko Sudo

4)息を吸って真ん中に戻り、吐きながらで背骨を左にしならせ、右体側を伸ばす

背骨を後ろにしならせる
photo by Reiko Sudo

5)真ん中に戻り、息を吸って背骨を伸ばしながら後ろにしならせ、体の前側を広げる

※腰から折れず、胸を引き上げながら斜め後ろに倒します。

背骨を前にしならせる
photo by Reiko Sudo

6)息を吐きながら背骨を前にしならせ体の後ろ側を広げる

7)一連の動きを3回繰り返す

ポイント

肩が上がらないように注意しましょう。足の裏でしっかり床を押し、土台を安定させます。
骨盤が傾かないように、正面を向けた状態で行います。呼吸が浅くなったり、苦しいと感じたりする場合は、角度を調節して快適な位置を見つけましょう。
深い呼吸とともに、ゆっくり背骨を動かすことが大切なポイントです。
腕をしっかり伸ばせば二の腕に効きます!左右の動きでは、脇や肋骨周辺、体側を広げて伸ばし、脇腹を刺激。前後の動きでは、お腹や股関節、脚の付け根にアプローチ。
上半身の重みを利用して前屈する事で、お尻、腿裏、ふくらはぎにも程よい伸び感が生まれ、膝裏のリンパも刺激します。
呼吸が気持ちよく続くところまで、じっくり動かしてみましょう。

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。RYT200/フェイシャルヨガTTC/骨盤底筋トレーニングヨガTTC/リストラティブヨガTTC/陰ヨガTTC/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト



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三日月のポーズ
三日月のポーズ
三日月のポーズ
背骨を後ろにしならせる
背骨を前にしならせる