全身をバランスよく引き締めるには?カギは背骨!前後左右に背骨を動かして全身を刺激するポーズはコレ
バランスよく全身を引き締めるには、背骨を中心に上半身と下半身を連動して刺激することが大切です。背骨をしなやかに動かし、肩甲骨、肩、腕、お腹、股関節、お尻、脚のすべてにアプローチする立位の三日月のポーズで、全身をスッキリさせましょう!
背骨を動かすメリット
●不調を改善する
背骨まわりにはたくさんの筋肉があります。背骨を動かすことで周辺の筋肉がほぐれやすくなります。背中はもちろん、肩こり、腰痛など全身の不調の改善に繋がります。
●姿勢を整える
背骨は体の中心、軸となる部分です。軸が整い、しなやかになることで、背骨本来のS字カーブを保つ事が出来るようになります。姿勢が整い、見た目も美しくなります!
●デトックス効果を高める
背骨本来のしなやかさを取り戻すことで、体内の巡りがよくなり、余分な水分、老廃物の排出効果が高まります。むくみや冷えが解消され、脂肪を溜め込みにくい体に。心身のデトックス効果大です!
背骨をなめらかに前後左右に動かそう!立位の三日月のポーズ
背骨を横にしならせる、立位の三日月のポーズ。今回は横だけでなく、前後の動きを加えたバリエーションのご紹介です。土台を安定させ、上半身だけでなく下半身を使う意識も忘れずに!
やり方
1)足を揃え、背筋を伸ばして立つ
2)両手首を交差して手を組み、天井方向へ引き上げる
※腕を伸ばすのがつらい場合は、肘を緩めてOK!肩に力が入りすぎないところを選びましょう。
3)息を吸って背骨をまっすぐ伸ばし、吐きながら背骨を右にしならせ、左体側を伸ばす
4)息を吸って真ん中に戻り、吐きながらで背骨を左にしならせ、右体側を伸ばす
5)真ん中に戻り、息を吸って背骨を伸ばしながら後ろにしならせ、体の前側を広げる
※腰から折れず、胸を引き上げながら斜め後ろに倒します。
6)息を吐きながら背骨を前にしならせ体の後ろ側を広げる
7)一連の動きを3回繰り返す
ポイント
肩が上がらないように注意しましょう。足の裏でしっかり床を押し、土台を安定させます。
骨盤が傾かないように、正面を向けた状態で行います。呼吸が浅くなったり、苦しいと感じたりする場合は、角度を調節して快適な位置を見つけましょう。
深い呼吸とともに、ゆっくり背骨を動かすことが大切なポイントです。
腕をしっかり伸ばせば二の腕に効きます!左右の動きでは、脇や肋骨周辺、体側を広げて伸ばし、脇腹を刺激。前後の動きでは、お腹や股関節、脚の付け根にアプローチ。
上半身の重みを利用して前屈する事で、お尻、腿裏、ふくらはぎにも程よい伸び感が生まれ、膝裏のリンパも刺激します。
呼吸が気持ちよく続くところまで、じっくり動かしてみましょう。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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