【180度開脚も夢じゃない!】体が硬くてもコツコツ続けられる&結果が出る「股関節ヨガストレッチ」

 【180度開脚も夢じゃない!】体が硬くてもコツコツ続けられる&結果が出る「股関節ヨガストレッチ」
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中村優希
中村優希
2022-10-28

180度開脚!憧れますよね。出来るようになりたいけど、体が硬くて絶対に無理!っと思っている方でも、 気持ちのいい動きなら無理なく続けられるはず。コツコツ続けていけば確実に効果の出る股関節のヨガストレッチをご紹介します。

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股関節を柔らかくするメリット

股関節はとても重要な関節です。股関節は上半身を支え、下半身の動きに関与し、歩く、走る、立つなどの動作に重要な役割を果たしているのです。しかし、長時間のデスクワークや、歩く機会が減るなどして、普段の私生活からますます股関節が硬くなっていくと言われています。

股関節が柔らかくなると、さまざまな良い効果が生まれます。

・疲れにくい体
・怪我の防止
・冷え性やむくみの緩和
・骨盤の歪みが改善され代謝アップ
・腰痛改善
・運動のパフォーマンス向上

股関節の可動域を無理なく広げよう

股関節の柔軟性は、短期間では難しいです。ましてや痛みがあったり、きついと感じるストレッチでは、続けること自体が難しいですよね。でも、ご自身の今の可動域でこれなら気持ちいいと感じるくらいのストレッチをコツコツ続ければ、少しずつでも確実に柔軟性はアップしていきます。

実際に80代の男性が、毎日コツコツ股関節のストレッチを行ったところ、1年ほどで180度開脚ができるようになった事例もあるのです!

意識する筋肉と正しいフォームを知ろう

股関節の柔軟性アップには、股関節に関連する筋肉である、内腿の筋肉(内転筋)、腿裏の筋肉(ハムストリング)、お尻の筋肉(大臀筋)これらの筋肉の柔軟性を高めていくことが大切です。下記の図でどこの筋肉なのか知って、ストレッチを行う際には意識を向けて行うことが大切です。

解剖学図
(内転筋・ハムストリング・大臀筋の図)イラストAC

また、正しいフォームを意識しましょう。これらの筋肉を同時に効率よくストレッチできて、効果的なヨガストレッチを紹介しますが、腰が丸まった状態で行うのはNGです。お尻をプリッと突き出すよに、少し骨盤を前傾させて(前に倒す)行ってみてください。

180度開脚も夢じゃない!股関節ヨガストレッチ

〈やり方〉

①四つ這いから右足を外側に伸ばします

股関節
photo by Yuki Nakamura

②吐きながらお尻を踵に近づけ、吸いながら戻る。を何度か繰り返します

股関節
photo by Yuki Nakamura
股関節
photo by Yuki Nakamura

③両手をいける範囲で前に伸ばします

股関節
photo by Yuki Nakamura

④キープしたまま、ゆっくり3〜5回ほど呼吸します

股関節
photo by Yuki Nakamura

⑤ゆっくり戻り、反対も同様に行います

股関節
photo by Yuki Nakamura

動画で確認してみる 

Instagram:yuki.nakamura.yoga

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AUTHOR

中村優希

中村優希

幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰



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