【体が硬い人・ヨガ初心者こそ使おう】ブロックを使って、より安定&快適に「橋のポーズ」を深めるコツ

 【体が硬い人・ヨガ初心者こそ使おう】ブロックを使って、より安定&快適に「橋のポーズ」を深めるコツ
Yuko Motoda
元田裕子
元田裕子
2022-12-11

同じポーズをとっていても身体のどこを使っているのかがよく分からず力みすぎてしまったり、今日はそこまで頑張りたくないなと思う時もあるかと思います。そんなときあなたのサポートとして使ってほしいのがヨガプロップス。きっといつもと違うよりフィットした体感が得られるかもしれません。

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身体が力みすぎている時はツールも上手に取り入れて

ヨガで身体を動かしている時、意外と日常で無意識に行っている行動や心のクセが出ることがあるのですが、ポーズをしている最中、多少の痛みを我慢しついつい歯を食いしばって頑張り過ぎてしまう人はいませんか?

ヨガは身体と心をリラックスさせる目的もあるので頑張りすぎたり、ポーズができない自分を責めないことが大事。身体を整えたいけど思ったように行かないという時のその選択肢の一つとして、ぜひヨガプロップを使ってみて欲しいです。

ヨガプロップスとは

ヨガプロップの多くは、1970年代に「アイアンガーヨガ」の創始者である、B.K.Sアイアンガー師により考案されたもので、より安全に、そしてより快適に動きやすい・休みやすいよう補助してくれる道具の総称です。ヨガプロップスの代表的なものとして、ヨガブロック・ヨガブランケットヨガベルトボルスターがあります。ヨガプロップスを使うことで、それぞれの身体に合わせて正しく安全にポーズを深めやすくなります。

皆さん一人ひとり、体格や骨格、柔軟性、その日の調子も違います。自分の体感を大事にしながらも今必要なことをご自身が選択し、その延長線上にはヨガプロップスを使う選択もある。そんなことも知りながら、より楽しんでヨガの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

今回は、ヨガプロップスの中でもヨガブロックを使ってできる橋のポーズのアレンジの一部をご紹介します。

ヨガブロック

ヨガブロックとは長方形をしたブロック。材質・硬さ・重さはブランドにより様々ですが、高さを調整することにより、様々な使い方ができます。例えば、土台、体幹強化、バランス、意識を深める、休ませるなどの補助として効果的です。ヨガブロックの高さは使う向きによってハイ(高い)・ミドル(中)・ロー(低い)の3段階、選択可能です。

ブロックの高さ
photo by Yuko Motoda

参考リンク:ヨガブロックの使い方・選び方 – ヨガワークスブランドサイト (yogaworks.co.jp)

ヨガブロックを使った橋のポーズ①/ヨガブロックを土台の補助として使う

やり方

橋 足
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1)ヨガブロックをロー(低い)の高さで縦にして足の間に挟む。

2)親指のつけ根とかかとの内側を床にしっかり根付かせる感覚でブロックを押し合う。足裏でしっかり床を押す土台の安定さがより強化される。

ヨガブロックを使った橋のポーズ②/ヨガブロックを意識を深める補助として使う

やり方

橋 内もも
photo by Yuko Motoda

1)ヨガブロックを一つ、広い面積が内ももにあたるように内ももに挟む。

2)ブロックを下から軽く引っ張る。太ももの内側を床に向かって下ろす感覚で内ももの筋肉(内転筋群)の意識をより強化する。

ヨガブロックを使った橋のポーズ③/ヨガブロックを休む補助として使う

やり方

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photo by Yuko Motoda

1)ヨガブロックを一つ、ロー(低い)・ミドル(中)・ハイ(高い)どの高さでもご自身の体調に合わせ、仙骨にあてて骨盤の重さをブロックへあずける。骨盤内や身体全体の血液循環が促進される。

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元田裕子

元田裕子

ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。



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