【侮るなかれ!ラジオ体操の驚くべき効果】これだけでOK!理学療法士が「ラジオ体操から3つを厳選」

 【侮るなかれ!ラジオ体操の驚くべき効果】これだけでOK!理学療法士が「ラジオ体操から3つを厳選」
photo by Yuki Horikawa
堀川ゆき
堀川ゆき
2022-08-12
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やってみようラジオ体操3つ

体幹、つまり背骨のある胴体部分の運動には、

・側屈(体幹を左右に倒す)
・屈曲と伸展(体幹を丸める、反る)
・回旋(体幹を左右にねじる)

の3種類があります。背骨を整えるには、この3種類の全ての運動方向に背骨を動かせばOKです。そこで、ラジオ体操でお馴染みの3つの体操を選びました。より簡単に少しアレンジしています。

①体を横に曲げる運動(側屈)

脚を肩幅に開きます。右腕を頭上に伸ばして、左手は腰にあてて、身体を左横に曲げます。右の体側を伸ばしながら1、2、3、4と数えます。反対側も同様に5、6、7、8と数えます。これを4回行います。

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photo by Yuki Horikawa

② 体を前後に曲げる運動(屈曲と伸展)

脚を肩幅に開きます。前屈するように上体と両腕を前に倒し1、2、3、4と数えます。上体を起こし、両手を腰の後ろにあてて上体を反らせながら5、6、7、8と数えます。これを4回行います。

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③ 体をねじる運動(回旋)

脚を肩幅に開きます。両腕を軽く振り、顔も上体も後ろに振り返るように、右、左、と交互に捻ります。1(右)、2(左)、3(右)・・・8(左)、と8カウント捻ります。これを2回行います。

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まとめ

ラジオ体操の中でも特に大切な3つの体操を紹介しました。身体の基軸となるのは背骨です。

・背骨と骨盤の歪みを整える
・背骨と背骨周辺の柔軟性や筋力を維持する

このためにこの3つの体操はとても重要です。この3つの体操で背骨を3方向に動かして、生涯健康な背骨を維持していきたいですね。

参考:
NPO法人全国ラジオ体操連盟https://www.radio-exercises.org/
Spine Dynamics療法「痛み」と「骨・筋肉」の関係 https://nojiri-ch.com/sd

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堀川ゆき

堀川ゆき

理学療法士。ヨガ・ピラティス講師。抗加齢指導士。滋賀県出身。 モデルやレポーターとして活動中にヨガと出会い、2006年に単身渡米し全米ヨガアライアンス200を取得。その後ヨガの枠をこえた健康や予防医療に関心を持ち、理学療法士資格を取得。スポーツ整形外科クリニックでの勤務を経て、現在慈恵会医科大学附属病院ペインクリニックで勤務する。慶應義塾大学大学院医学部博士課程在学中。公認心理師と保育士の資格もあわせ持つ、二児の母。 2023年に出版の著書『理学療法士がすすめる ウェルエク-Exercise for Wellness-ウェルネスのためのエクササイズ 究極これだけやれば!身体万全』好評発売中。 https://amzn.asia/d/h3P5HRy



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