【ヨガポーズでもうグラつかない!】ヨガ前の準備運動で「足指ほぐし」が大切な理由
ヨガの立位のポーズで足元がグラグラしてしまったり、バランスポーズが苦手という人も多いと思います。そんな人には、筋力が適切に使えて安定感を感じられる足指ほぐしがオススメ。ヨガのウォーミングアップでも行われる足指ほぐしについて紹介します。
ポーズでグラグラする人はとても多い
様々なヨガポーズを行う上で、マットの上で裸足で体を支え続けなければならない場面がたくさんあります。立位のポーズをとりながら静止していると、体がグラグラしてしまうという人もいるのではないでしょうか。さらにバランスポーズともなれば、転倒しないように必死になり息を止めてしまったり、リラックスするどころか眉間にしわを寄せて全身に力みが入ってしまうこともありますよね。「インナーマッスル」や、「姿勢をまっすぐ伸ばす」など、グラつかないための意識をしている人も多いでしょう。それでもバランスが安定しないという人は、実は「足指」が原因かもしれません。
足指が硬くバランスが保てない理由
現代は自動車や電車、バスなど乗り物移動が多く、一昔前の人よりも自分の脚で歩いたり、体を動かしたりすることが少なくなりました。また、歩いたとしても足は靴で固定されており、指先を動かすこともほとんどありません。そのため足の筋肉は硬くなっていき、偏平足になったり、バランスがとれず転倒しやすくなってしまうのです。
足指をほぐすことで得られる7つのメリット
・立ち姿勢が安定する
・筋力バランスが安定する
・転倒しにくくなる
・代謝アップにつながる
・脚のむくみが改善する
・歩行しやすくなる
・冷えが改善する
足指をほぐすだけでもこのようにメリットがたくさんあります。ヨガのポーズで転倒するのを防ぐためにも、最初にしっかりとほぐしておきたいですね。
足指をほぐすセルフストレッチ
手指で足指を動かしてほぐす
①手指で足の小指と親指を掴み、前後に動かす。持つ指を変え端から内側へ向かってすべての足指を行う。
②再び手指で足の小指と親指を掴み、今度は左右に引っ張りながらほぐす。持つ指を変えてすべての足指を行う。
足指と手指で握手し付け根から反らす・丸める
③手の指を足の指の間に差し込んで組み、足指の付け根から全体を反らす。
④足指を手前に引き寄せるようにして丸める。
反らす・丸めるを交互に5回ほど行いましょう。AUTHOR
君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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