【たった1分】気づかないうちに酷使している内蔵の疲れを解消!ボールに乗るだけの足裏ほぐし

 【たった1分】気づかないうちに酷使している内蔵の疲れを解消!ボールに乗るだけの足裏ほぐし
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伊藤香奈
伊藤香奈
2022-05-08

季節の変わり目や気温差が激しくなると、食欲が減ったり消化力の低下を感じたり、内臓の疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。しかし内臓は見えないものでアプローチしづらいもの。それであれば足の裏から内臓を元気にしていく反射区やツボの考え方を取り入れてみよう!

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全身の健康は足裏から

リフレクソロジーや足裏のツボ押しなど、多くの人は足の裏を刺激すると何か健康によいことがあると認識しています。足裏には、体のエネルギーの通り道であるエネルギーライン(ゾーン)が集中していると言われており、このゾーンにつながる部分が「反射区」(はんしゃく)。リフレクソロジーや足裏のツボ押しは、この反射区と呼ばれる体中の臓器や器官とつながる末梢神経が集まっているところを刺激します。その中でも東洋医学のツボ押しは点で刺激していくことに対し、反射区は面でとらえ刺激をしていくという違いがあります。

足裏を触ってゴリゴリしたり痛みを感じたりするのは、老廃物がたまっているサイン。その反射区に対応する内臓などの働きが弱くなっている可能性があります。逆に、胃腸などが疲れてくると関連する反射区が硬くなり、足裏もゴリゴリとしてくるため、鶏が先か卵が先かという議論はありますが、影響しあっているのは確か。内臓は手で触ってマッサージできないし見えない部分のため、わかりやすい足裏を刺激することで間接的に臓器や器官に働きかけて、それぞれの働きを正常に整えていきましょう!というのが反射区やツボ押しの考え方です。

足裏全体をほぐして内臓の疲れを癒そう

足の裏と内臓の対応を表すイラストもよく見かけるものの、足の裏のどこが、内臓のどこに繋がっているかを覚えるのは大変。それであれば、脚の裏全体をまんべんなくほぐしながら、硬い部分があればそこを多めに刺激するという簡単な取り入れ方からでもOK!

足は心臓から一番遠いことで血流も悪くなりやすいため、マッサージするだけで血流の促進にもつながります。

足裏のツボ・反射区のイラスト
内臓に対応する反射区をチェック!

ボールに乗って1分!カンタン足裏ほぐし

ボールはシリコン製の筋膜リリース用のボールが圧のかかり方もちょうどよくお勧めですが、テニスボールや硬く結んだタオルでも代用できます。

1.ボールをマットの上に置き、片足を上に乗せ体重をかける

2.足指を手で持ちながら親指からかかと、人差し指からかかと、という具合に1本1本の指からかかとのラインをほぐす

足の裏をほぐすと、内臓の疲れにアプローチできるほか、足先の血流アップによる冷え性の改善、下半身全身の血流アップなども期待できます。足が疲れていたり、だるい時も足裏からアプローチしてみましょう。

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伊藤香奈

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。



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