現代病スマホ首による【ストレートネック・二重アゴ対策】1日15秒「あご周りの筋肉ほぐし」
最近「二重あご」が気になる…もしかしたら、ストレートネックが原因かもしれません。あご周りの筋肉をしっかりと動かし、リンパを流しむくみを改善していきましょう!
ストレートネックとは
本来、頚椎(首の骨)は、ゆるやかなカーブを描いています。前かがみや下を向く姿勢を続けることで、頭を支える首に大きな負担がかかり首のカーブが次第に失われていきます。頚椎が真っ直ぐなストレートな状態のことを「ストレートネック」と言います。
ストレートネックのチェック方法
①壁にかかと、お尻、肩をつける。
②頭が壁から離れていないかチェックし、頭が壁から離れている場合は、ストレートネックの可能性があります。
ストレートネックの原因
スマートフォンの使いすぎ
ストレートネックは、別名「スマホ首」とも言われています。スマートフォンやパソコンを操作する際、自然と頭を肩より前に傾けてしまうので、首に大きな負担がかかり首のカーブが失われがちです。
猫や反り腰
猫背は、前かがみの姿勢。反り腰は、腰だけでなく首にも負担がかかりがちです。
身体への影響
・首、肩、背中、腰のこりや痛み
・頭痛
・手足のしびれ
・めまい
・吐き気
ストレートネックと「二重あご」の関係
実は、ストレートネックは不調を招くだけじゃなく、姿勢が崩れて、首の筋肉がゆるんでしまったり、あご周りの筋力が低下し、リンパの流れが悪くなり、老廃物があごの下に溜まりやすくなりむくみやすくなることから「二重あご」の要因にもなります。
リンパは脂肪・糖質・細菌・ウイルスなどの老廃物を運ぶので、リンパ節が詰まることで老廃物が溜まってしまいます。骨格筋運動によりリンパを流すことができます。ストレートネックになると、あごを引く筋肉が常に引き伸ばされた状態になるため、あご周りの筋力が低下します。あご周りの筋力が低下することで、リンパの流れが悪くなるのです。
ストレートネック改善ストレッチ
ストレートネックは首が前に出ていることが多いので、首の後ろの筋肉に力を入れていきましょう。
あご周りのリンパ流しストレッチ
①両手の指先を組む
②指先を組んだ、手のひらを鎖骨の部分に当てる
③ゆっくりとあごを天井方向へ引き上げていく
④前の首筋の伸びを感じながら、呼吸をしていく
ラクダのポーズ アレンジ
①両ひざを立てる
②腰に手を当てる
③背中を反らし、天井を見上げる
④胸を開き、呼吸を続けていく
いかがでしたか?
ヨガ教室に来られた方に、「二重あごをどうにかしたいです」という相談をされました。その後レッスンでも二重あご改善ストレッチを取り入れるようにしたら、意外と二重あごを気にしている方が多いことを知りました。スマートフォンは、わたし達の生活には欠かせないものです。それゆえに「スマホ首」という言葉ができたのだと思います。スマートフォンを見た後は、天井を見上げ首の後ろの筋肉を使っていきましょう。
動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く