【シワ増えた?鏡に映った自分にショックを受ける前に】老け顔予防「胸鎖乳突筋を鍛えてほぐすワーク」


全身のどのパーツよりも1番自分で見ることの多い『顔』。にも関わらず『突然老けた気がする…』と感じたことはありませんか?顔も骨と筋肉などからできているので、何もしなければ老化は進んでいきます。今回は顔の老化をゆるやかにするカギとなる筋肉の一つ胸鎖乳突筋を簡単に鍛えて、ストレッチする方法をご紹介します。
胸鎖乳突筋とは

胸鎖乳突筋とは首の側面を斜めに通る帯状の筋肉で、頭部と胴体にかけてつながっています。主に首をねじったり、頭を横や斜めに倒したり、首を動かす時に作用する筋肉で、顔を真横に向けた時に首にくっきり見える筋状の筋肉がこの胸鎖乳突筋です。首を動かしたり頭部を正しい位置に安定させるための筋肉なので、首をこまめに動かすことが減ったり、スマホやパソコン作業で視線が下に向き、姿勢がくずれた状態が続くとこの筋肉が凝り固まってきます。
胸鎖乳突筋ワークが顔老け防止に効果的な3つの理由
この筋肉を鍛えたりストレッチすることが顔老け防止に良い理由は主に3つあります。
①首の可動域を広げて老廃物を流し、くすみを防止する
この筋肉が凝り固まると首が動きづらくなります。そして首が動きづらいと血液やリンパの流れが滞り、顔の老廃物が流れづらくなってむくみやくすみの原因になります。
この筋肉をこまめに動かすことは首の可動域を広げめぐりの良い顔周りをつくることにつながります。
②頭の位置を正しい位置に安定させてたるみやシワを防止する
頭部や、顔の筋肉もつながっているので、どこかの筋肉が衰えると関連する顔の筋肉も衰えていきます。たるみ、シワの原因の1つは顔の筋肉が衰えることです。このワークを行い胸鎖乳突筋を鍛えることは、頭の位置を安定させやすくなることにつながります。安定することで顔まわりの他の筋肉にも無駄な負荷をかけず、正しい位置で機能しやすくなるのでたるみややシワを防ぐことができると言えます。
③肩こり、頭痛などを予防し表情シワを予防
首を動かす習慣が減り、この筋肉が凝り固まってくると首や肩周りの筋肉の血行が滞るので首こり、肩こりを引き起こします。慢性的なコリは頭痛など他の悩みも併発し表情にも変化を起こすので、顔そのものも表情筋に影響を与えしわができやすくなります。胸鎖乳突筋は簡単な動きでも長期的にみると大きな変化があるので、小まめに行って巡りの良い顔周りを目指しましょう。

胸鎖乳突筋ワーク
では、早速やってみましょう。
1.首を横に倒す
頭を横に倒し、ゆったり呼吸をするだけです。左右ともに行いましょう。倒した反対側の首すじを優しく伸ばします。伸びを感じづらい場合は側頭部、こめかみのあたりに片手を添えましょう。ポイントは手で引っ張らずに、肩の力を抜いててと頭の重みにゆだねることです。この動きも頭を倒して止まっている時はゆっくり呼吸しましょう。

2.首を斜めに倒す
①顔を斜め下に向け、呼吸をしましょう。このようにあぐらの場合は腿の方に視線を向けます。

②片手を鎖骨の下に当てて、頭を斜め後ろに倒して呼吸しましょう。

3.首を横に捻る
顔を横に向けるだけです。吐く息に合わせてねじり、ゆったり呼吸を繰り返ましょう。左右ともに行います。

とてもシンプルでどこでもできるのですが、肩がすくんだり顔を横に向けるときに顎が上がるクセがある場合も多いので1度鏡の前でやってみることをお勧めします。ポイントはこれも肩の力を抜いて、顔の向きを変えていく時に視線の高さを一定に保つ。その意識をするだけでも効果が変わります。
3つの動きとも、家事や仕事の隙間にできる簡単な動きです。また朝起きて、むくみを感じる、まだ頭がすっきりしないという時にもとてもおすすめの動きです。ぜひ隙間時間に取り入れて習慣にしてみてくださいね。
動画で確認したい方はこちら↓↓↓
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