巻き肩になる3つの"意外な習慣"とは?【ゴロゴロするだけ】巻き肩リセットヨガ
肩こり、垂れ胸、ぽっこりお腹…様々な不調を招く巻き肩。実は一見なんでもない毎日の習慣が原因となっていることを知っていますか?3つのうち1つでも当てはまる習慣があったら要注意!ゴロゴロするだけの楽ちんヨガで巻き肩をリセットしていきましょう。
そもそも巻き肩とは?
巻き肩とは、肩が内側に巻き込むように閉じてる(肩関節内旋)状態のことを指します。
巻き肩になると自然と猫背になり、その結果垂れ胸や肩こり、ストレートネック、下腹ぽっこりなどの原因となってしまいます。では一体、巻き肩を引き起こす習慣とはいったいどんなものがあるのでしょうか?
巻き肩になる意外な習慣3つ
トートバッグなどの肩かけバッグを日常的に使う
皆さんが一番よく使うバッグはどんなタイプですか?もし片方の肩にかけて持つトートバッグを常に使用していたら、巻き肩に注意です!バッグを肩にかけてみると、持ち手がちょうど肩と胸の境目(肩甲上腕関節の前側)に当たります。バッグが落ちないよう胸の筋肉を縮めるようにしてバッグを持つことになるので、肩がグッと内側に入り込みやすくなってしまうのです。
電車では座ってスマホを見る
少し混んでいる電車内で、ひとつだけ席が空いていたらどうしますか?ちょっと狭くても座席に腰かけて、ゆっくりスマホを見て過ごす…。実はこれ、巻き肩になる習慣のひとつなのです。左右に人がいる狭い空間では、無意識に肩を前にすくめる姿勢になりがちです。(厚着の季節だと、なおさら狭くなりますね)さらにスマホに集中している内に猫背になりやすく、肩も内巻きになってきてしまいます。
毎日横向きで寝る
寝る時の姿勢は肩まわりにも大きな影響があります。特に毎日横向きに寝ている方は、下になった肩をよく観察してみてください。体重がかかり、下側の肩が胸の方にギュッと押し込まれていませんか?また低くて柔らかい枕を使っていると、さらに肩に重みがかかりやすくなります。これが習慣になってしまうと、だんだんと巻き肩気味になることも考えられるのです。
楽ちんなのに変わる!寝るだけ巻き肩リセットヨガ
今回は寝たまま行う簡単な巻き肩リセットヨガをご紹介します。体に悪いクセがついてしまう前に、こまめなリセットを心がけましょう。寝る前などにリラックスしながら行うのがお勧めです。
やり方
▼動画で動きをチェック▼
1.ボルスター(または丸めた毛布やクッションなど)を用意
2.ボルスターの上で仰向けになる
3.左手を顔の高さに移動/肘を曲げ手のひらが天井むき
4.両脚を右に倒してホールド(目安:約90秒)
5.体を中央に戻す/反対も同様に行う
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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