春のストレスを手放し免疫力UP!辛い花粉症状を緩和する「ヨガポーズ2選」
この時期とてもつらい花粉症。くしゃみや鼻水、目のかゆみや充血といった花粉症の症状は、花粉が体内に侵入した際の免疫反応が主な原因です。今日は、ヨガで期待できる花粉症の対策についてのお話です。
免疫機能が低下する睡眠不足やストレスなどは、花粉症を悪化させる要因の一つとされています。ヨガでリラックスし、ストレスを緩和することで免疫力を高めることは、花粉症の症状を予防・緩和させることに効果的です。
そもそも花粉症はどうして起こるの?
花粉症は、花粉を私たちの体が外敵・異物ととらえ、過剰に反応してしまい起こります。私たちの体には異物が体内に侵入してきた際に、その異物を体外に排出しようとする働きが備わっています。くしゃみや鼻水、涙などがその働きによるものです。アレルギー反応が出ると、この作用が過剰に起こってしまいます。乱れた食生活、ストレスなどによる自律神経の崩れは、免疫力が低下すると花粉症の症状悪化させます。
花粉症はくしゃみや鼻水、鼻詰まり、涙が出るなど様々ですが、鼻詰まりは自律神経と関係しています。ヨガはこの自律神経のバランスを整える効果があると言われています。またヨガはポーズを取る事に注目しがちですが、呼吸を最も大切に動いていきます。鼻の血流も刺激され、鼻詰まりを緩和・解消しやすくしてくれます。花粉症の症状が強いときだけではなく、継続して行うことが大切です。
また、深い呼吸を意識することで、横隔膜が大きく上下に動くことで、内臓をほぐしたり血行を促し、全身の細胞が活性化するため免疫力アップにつながります。適度な運動は、体力や免疫力を高め、花粉症を対策するのに効果的だと言われています。運動不足になると体力が落ちて免疫力も低下してしまいます。花粉症で怠さなども出やすい時期ですが、ヨガはゆったりと誰にでも無理なく行うことができます。
ヨガで行われる呼吸法は、ほとんどが「鼻から吸って鼻から吐く」。この鼻呼吸が花粉症の予防効果があると言われています。鼻の中にある鼻毛はフィルターの役割を果たすため、空気中から雑菌やウィルスを体内に吸い込むのを防いでくれます。口呼吸ではダイレクトに細菌やウィルスが取り込まれるため、抵抗力が弱まって花粉症の症状が悪化してしまうので注意しましょう。
ヨガには色々なポーズがありますが、その中でもくしゃみや鼻詰まり、鼻水などのアレルギー症状に効果があると言われているポーズを早速行ってみましょう!
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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