【内臓ケアで感情のコントロールができる!?】東洋医学に学ぶ「内臓と感情の関係」

AdobeStock

【内臓ケアで感情のコントロールができる!?】東洋医学に学ぶ「内臓と感情の関係」

半田葉子
半田葉子
2022-01-27

大寒の季節、寒さで身体がこわばっていませんか。身体がこわばると身体が過緊張になり、内臓も固くなりがち。心臓、胃、肝臓、小腸、大腸…、押してみると冷たかったり固くなっていたりしませんか。 東洋医学やマクロビオティックで内臓は感情とも関係があると言われています。今回はそんな内臓と感情の関係や改善方法について、マクロビオティック歴15年で腸セラピストでもある【vegan菓子「素果子|sugasih」店主、半田葉子さんがお伝えします。

12月21日「冬至」は一年で一番日が短くなる時期、1月20日~2月3日頃までを二十四節季では「大寒」といい、日本では寒さが一番厳しくなる頃と言われています。
また、2月4日「立春」は春の兆しがみえ始める頃と言われ、「大寒」と「立春」の節目の2月3日を「節分」、春のはじまりとして、昔からとても大切な日とされてきました。

大寒を経て立春を迎える私たちの身体は、こわばっていた体を少しずつ春に向け緩めていく時期に入ります。

寒さを感じる時、私たちの身体は無意識に力が入っていますが、腰痛の症状が出やすいのもこの時期。身体に力が入ると、肺や心臓・胃のあたりにも力が入りませんか。もしくはお腹まわりや腰回りにも力が入りませんか。内臓がこわばって収縮してしまうと、内臓の機能が落ち、自身の身体の弱っている部分に表れ、東洋医学やマクロビオティックでは感情にも影響すると言われています。

今回はそんな内臓と環境の関係について、またその緩和ケア方法についてお伝えします。

目次
1.【怒】肝…目・爪

2.【喜】心…心臓・小腸・舌
3.【思】脾…消火器・唇・肌肉・四肢

4.【悲】肺…鼻・皮膚・毛

5.【恐・驚】腎…生殖器・内分泌・骨・耳・髪

6.まとめ

内臓
photoAC

1.【怒】肝…目・爪

肝
AdobeStock

こんな症状はありませんか。

【目】
眉間に常にシワを寄せている
目に疲れが出やすい
白内障や緑内障のきらいがある
花粉症や風に当たると涙が出やすい

【爪】
爪が割れやすい/二枚爪
爪の表面がガタついている
爪が変色している

【感情】
常にイライラしている
怒りっぽい
感情が抑えられない

【症状】
眉間に縦にシワができている
皮膚が黄色く変色している(黄疸)
また、反射区といい、右肩や右背部のコリや痛みの症状として表れる場合があります。
※反射区…各器官や内臓につながるといわれる末梢神経の集中個所で、弱っている内臓により場所が変わります。

【肝臓周辺のマッサージ】
右の横隔膜の下(内側)/みぞおちの右あたりを指で軽く押してみましょう。
周辺に比べて硬い・痛みを感る・冷えている…
思い当たる節のある方は、肝臓周辺を優しくマッサージしてあげましょう。
肝臓周辺の「コリ」がほぐれ、働きが活発になり、先に挙げた症状を和らげる助けをしてくれます。

【その他のケア方法】
暴飲暴食、お酒の飲み過ぎに注意しましょう。
肝臓は体内に入った有害な物質を分解し「解毒」する働きがあります。
添加物をできるだけ避けた食事、直接肌に触れる洗剤や薬品などの経皮吸収を意識しましょう。
※経皮吸収については||肌荒れやかゆみ、生理痛…、原因不明のトラブルは【経皮毒】が原因かも?【経皮吸収】について学ぼう||で詳しく解説しています。

2.【喜】心…心臓・小腸・舌

心臓
photoAC

こんな症状はありませんか。

【心臓】
胸の中心が苦しい・痛む
動悸が激しい

【小腸】
お腹が痛む
下痢または便秘がち
ガスが溜まりがち
おでこにシワがある

【舌】
舌苔(ぜったい)で舌が白い
口臭がある
舌に口内炎ができる

【感情】
感情の起伏が激しい
心配事が多い

【症状】
活動的で声が大きい
テンションが高い/感情が表に出やすい
鼻が肥大している
反射区として右肩や右背部左肩や左腕のコリや痛みの症状として表れる場合があります。
※反射区…各器官や内臓につながるといわれる末梢神経の集中個所で、弱っている内臓により場所が変わります。

【心臓周辺/腸周辺のマッサージ】
心臓…みぞおちの少し左、肋骨に触れる周辺を指で軽く押してみましょう。
小腸…おへその周りを時計回りに軽く指で押してみましょう。
周辺に比べて硬い・痛みを感る・冷えている…
思い当たる節のある方は、心臓周辺・小腸周辺を優しくマッサージしてあげましょう。
心臓・小腸周辺の「コリ」がほぐれ、働きが活発になり、先に挙げた症状を和らげる助けをしてくれます。

【その他のケア方法】
お気に入りのアロマやハーブティーなど、気持ちをリラックスさせる習慣をつけましょう。
また、自分にとって不快な気分を取り除く癖をつけたり、心臓に負担がかからないように血液を綺麗にする食生活をしましょう。

AUTHOR

半田葉子

半田葉子

バウエル腸セラピスト/vegan菓子 [ 素果子|sugashi ] 店主 幼い頃から環境問題に興味を持つ。20代に心身のバランスを崩したことをきっかけに「からだに入れる選択」「免疫力」「心と身体のバランス」「出す力」の大切さに気づき、自然生活に活かせる食や腸を学びはじめる。会社員、自身のカフェでの菜食調理、地方veganカフェの立ち上げやメニュー提供、海外のオーガニック事情調査、腸講師などを経て、「からだ想いのお菓子を」とオンラインストア [ 素果子|sugashi ] を始動。お菓子作りを続ける傍ら、 長年のマクロビオティック生活と自身の経験や知識を活かし、個人の体質改善カウンセリング・腸マッサージの施術を行っている。InstagramID:kurashinotane_

RELATED関連記事

All photosこの記事の写真一覧

内臓
肝
心臓
内臓
肺
腎
医療
facebook

Yoga Journal Onlineをフォロー

Facebookページでいいね!する