冬は肩がこりやすい?こりを自覚する前からやっておきたい、カンタンすき間時間ストレッチ
すきま時間の肩こり予防
肩甲骨ストレッチ
寒くて縮こまって猫背気味になっている時の肩甲骨は前に出た状態が続いているので、反対の動きをしてみましょう(胸を張る動き)。
壁の横に立って腕を後ろに伸ばし、壁につけた手を肩の高さや頭上に動かします。壁に近づくとストレッチの強度があがるので立ち位置を変えながら自分にちょうど良い位置を探しましょう。背中で握りこぶしを作って後ろに引いて肩甲骨を寄せ合うのもおすすめです。
脇の下周辺を含めた体側を伸ばす
肩甲骨と肋骨をつなぎ、肩を下げる役割をしている前鋸筋をゆるめることも大切です。脇の下周辺をもみほぐしたり、体側を伸ばすストレッチを。
頭上に腕を伸ばして肘を曲げ、片方の手を肘の上に添えてやさしく引っ張りながら体側を伸ばします。力を入れすぎず心地良く伸びるところで止まって数回呼吸を繰り返します。
指や手首をゆるめる
肩こりなので肩周辺ばかりに注目しがちですが、指や手首の使い過ぎも肩こりと関連しています。スマホやPCの利用時間が長い人は特に意識しておこなってみましょう。
手のひらを上に向けて腕を正面に伸ばし、反対の手で指先を下に向けます。ゆっくりと呼吸をすることも忘れずに。手をグーパーする動きを繰り返したり、指を一本ずつもみほぐすのも効果的です。
仕方がないと諦めがちな肩こりですが、放置しすぎると姿勢の崩れや頭痛の元になったり気分がスッキリしなくなるなど、肩以外にも影響が出てきます。肩こりがおこりやすい寒い時期は、肩がこっていない時からこうしたストレッチを行うことも大切です。すき間時間を利用してこまめなセルフケアを心がけてみてください。
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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