【腰痛・坐骨神経には 100均の《あれ》が効果的】まだ知らない人は絶対やるべき「魔法のメソッド」


「痛くない・きつくないけど変わる!股関節の柔軟性アップヨガ」(毎週火曜20:00-21:00)開催中、ヨガジャーナルオンライン公認インストラクター西浦莉紗が体を楽しく変えるメソッドを解説! あれ?ちょっと痛いかも。と放っておいたら、歩けない〜なんてこともあり得る坐骨神経痛。症状が軽いうちに何とかしておきたいですね。今回の記事では、そもそも神経痛とは?坐骨神経ってどこ?どんなことをすればいいの?など坐骨神経痛について徹底解説いたします!
坐骨神経痛ってなに?
まずは神経痛について。神経に圧迫や外部からの刺激、炎症などが生じ起こる痛みを神経痛と呼びます。痛みの多くはビリビリ、ピリピリ、ジンジン、チクチクと、電気が走るような感覚や痺れる感覚でひどい場合には歩く事すら難しくなります。その中でも腰やお尻、太ももの裏、ふくらはぎ、足先にかけて痛みが出るのが坐骨神経痛です。坐骨神経は腰から足先まで伸びる長い神経で、太さは大体ボールペンくらい、そして長さは1メートルくらいと、人間の身体ので一番太くて長い神経です。(坐骨神経痛とは、病名ではなく症状の名前です)
原因は?
上記にあげた通り、圧迫や外部からの刺激・炎症により痛みが出る神経痛ですが、なぜ起こるのでしょうか。主な原因は、長時間体に負担をかけるような姿勢を続けるデスクワークや、過度な運動を行ったり(筋肉が硬くなったり、一部に過度な負担がかかる)、運動不足(筋力低下により姿勢が崩れて神経を圧迫するなど)などが考えられます。
坐骨神経痛はどこの筋肉が関係してる?
では坐骨神経痛を改善させるには、どのような事ができるでしょうか?
それはお尻をほぐすことです。これは坐骨神経の経路を見ていただくとよく分かります。

こちらの絵の通り、坐骨神経はお尻の筋肉(梨状筋と上双子筋)の間を走っています。お尻が硬いと、筋肉に神経が圧迫され痛みが出てしまうのです。そのため、お尻周りをほぐす事で神経の経路が確保され、痛みがなくなる事があるのです。
100円ショップの《あれ》を使ってお尻をほぐそう!
今回ほぐすのに使うのは、100円ショップのサインボール(おもちゃの野球ボール)!たったこれだけです。手に入りやすく、痛みがなくなると思うと嬉しいですよね。ぜひ試してみてください♪(ほぐす用のストレッチボールやテニスボールなどでも代用可)また、ほぐしている時に痺れる感覚がある場合には、神経を直接刺激してしまっている可能性があるので、ボールの位置を変えて痺れないポイントを探してみてくださいね。

◆やり方◆
ボールでお尻周りをほぐす
STEP1
両膝を山型に座り、お尻のわきにボールを置く(完全に乗らずに挟むイメージ)

STEP2
ボールを置いた側の膝を外に開いたり閉じたりとパタパタ動かしお尻をほぐす(少しずつ位置を変える)
ボールを挟んでいる側に上半身を傾けると、よりほぐしが深まるのでちょうどいい圧を探す

STEP3
両手を後ろにつき、腰を浮かせてボールの上にお尻をのせて全体をゴリゴリほぐす

ボールで坐骨の下(お尻と太ももとの境目)をほぐす (目安時間1分)
STEP1
長座で座り、ボールをお尻と腿の境目あたりにおく

STEP2
左右に小さく揺らすようにして腿うらをほぐす(この時に、上体を前に倒すとより深まる)


ほぐしたお尻を伸ばす
STEP1
あぐらで座り、片脚を後ろへ。前にある脚は踵を遠くするとストレッチが強くなるので、柔軟性に合わせて位置を調整する

STEP2
胸を張り、骨盤から倒すようにして前屈(膝に痛みが出る場合には、前脚のかかとを近づける)

動画で確認
わかりづらい場合には動画で確認してみてくださいね。
最後に
いかがでしたか?痛みがあるとマッサージに行ったり、薬を飲んで対処することもあると思いますが、できる事なら自分で解決できた方が良いですよね。簡単なほぐしとストレッチで、痛みのない快適な日常を手に入れましょう!
ライター 西浦りさ
AUTHOR

- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く