【背中の脂肪・むくみを撃退】タオルを使って、肩関節と肩甲骨の可動域を広げる「肩甲骨ストレッチ」

 【背中の脂肪・むくみを撃退】タオルを使って、肩関節と肩甲骨の可動域を広げる「肩甲骨ストレッチ」
manami nishita
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2021-11-18

寒くなってくると余計に猫背になったり、身体を動かしにくくなるもの。気づかないうちに背中に脂肪やむくみが蓄積してしまいます。自分で確認しにく場所だからこそ、日常での意識がとても大切。タオルを使った簡単エクササイズでスッキリした背中と美しい姿勢を手に入れましょう。お風呂上がりにも習慣にしてみて。

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そもそも身体の背面は、前面に比べて日常生活で意識を向けにくく、気づかないうちに脂肪やむくみが蓄積しやすい場所です。日常動作で見てみても、前に向かって手や足を出したり動かすことが多く、無意識では背面の筋肉を使うタイミングが少ないのです。

目は身体の前側にあるため、背面が視界に入ることが少なく、お腹は気にしていたけど背中まで気にしていなかった! なんてことも。

そんな身体の背面ですが、実は自分以外の人から見られることがとても多い場所。意識しにくいからといってほったらかしにはできませんよね。自分で見にくい場所だからこそ、日常的なケアが大切。着込む冬にも出せる背中を目指しましょう!

背中の贅肉、むくみの原因は? 見直すべき3つのポイント

①食生活

糖質や脂質の多い食生活が続くことで、背中にも脂肪が蓄積しやすくなります。同じように脂肪が付きやすいお腹周りには目がいきやすいですが、背中までは意識を向けにくくケアを怠った結果、気づいたらぜい肉が……という経験がある方も多いのではないでしょうか。普段の食生活を見直し、摂取カロリーが消費カロリーを大きく超えてしまわないようバランスよく食事を楽しみましょう。冬場はできるだけ温かい食事を心がけ、身体を冷やさないように意識することも大切です。

②姿勢

肩が内に巻き込んだ猫背や、あごが前に出る姿勢が続くことで、肩甲骨が開き背面の筋肉が緊張状態に。筋肉が凝り固まると代謝が落ちて脂肪がつきやすくなってしまいます。また、姿勢悪化にともなう骨盤の歪みも背中にぜい肉が溜まる原因になります。基本的な立ち姿勢、座り姿勢を意識して背中への負担を減らすことから始めてみましょう。お腹も使えて一石二鳥、身体全体を整えることに繋がります。

姿勢
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③運動と柔軟性

運動不足になると基礎代謝が落ち、脂肪燃焼効率が下がります。また、筋肉が衰えることで背中の脂肪がたるみやすくなったり、溜まった老廃物がスムーズに排出されなかったりとむくみの原因に。さらに、肩甲骨まわりの筋肉が固くなることで、猫背ぎみになり首のコリや腰の痛みにも繋がってしまいます。日ごろ動かす機会が少ない肩甲骨まわりを意識的に動かし柔軟性を上げることで、代謝が上がり血液循環が改善、むくみにくく太りづらい身体になります。

今回は、肩甲骨まわりをストレッチし柔軟性を上げる、タオルを使ったエクササイズを紹介します。運動が苦手、肩まわりが硬い方でもOK! タオルを使うことで、肩関節と肩甲骨の可動域が広がり背面のシェイプアップを目指せます。体が温まって血行がよくなっているお風呂上りの時間を活用して行うのがおすすめ。是非習慣にしてみてくださいね!

背中
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2012年より某大手ホットヨガスタジオにて約10万人に向けレッスンを行う。店長として新店舗立ち上げに多く携わりながら、トップインストラクター、インストラクター育成トレーナーを兼任。店舗運営や人材育成を行うスーパーバイザーとして関西十数店舗を担当し独立。オーストラリア、フランスに渡りサスティナブルな生活を学ぶ。帰国後、京都を拠点に非公開寺院でのお寺ヨガ開催や、ウェルネスホテルでのヨガクラス、オーガニックブランドとのタイアップイベントなど、ヘルシーなライフスタイルの提案を行っている。RYT200・500指導者養成講座トレーナーとして全国各地でリトリート開催、オンラインや対面講座を行う。ライター、イラストレーター、プランナーとしても活動中。 マタニティヨガTTC/ムドラーヨガTTC /骨盤底筋TRヨガTTC /美骨盤ヨガTR /シニア&チェアヨガTR /タイ古式マッサージセラピスト(タイ政府認定)/ナチュラルビューティースタイリスト/サウナスパ健康アドバイザー



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