【脂肪で埋もれた肩甲骨が変わる・よみがえる】引き締まった背中を作る「肩甲骨はがし&トレーニング」
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猫背の方や、肩こりのある方、脂肪の多い方は、肩甲骨が埋もれて見えない方が多いのではないでしょうか? お腹と違って目につかない背中は、太ってもなかなか気づきにくいですよね。 使えていないからこそ、脂肪がついていきます。 ほぐして、強化して、肩甲骨がちゃんと見える綺麗な背中を目指しましょう!
肩甲骨は本来は自由に動く?その理由は?
肩甲骨は背中側の両肩にある三角形の大きな骨です。肩甲骨と胴体をつなぐのは、鎖骨と肩甲骨が接した肩鎖関節のみで、あとは筋肉で支えています。肋骨の上に浮いたような状態になっているので、本来は自由に動きます。
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肩甲骨が埋まって見える2つの原因
では、肩甲骨が埋まって見える原因にはどんなものがあるでしょうか。
猫背
家事やパソコン、スマホの使用などによる慢性的な猫背が原因になることがあります。猫背で肩が内側に入り込むような形になってしまってしまい、背中が丸まり、肩甲骨の位置が分からなくなってしまうのです。また、背中が張ってしまうことで、肩甲骨が見えなくなり、肩こりにもつながってしまいます。
脂肪が多い
肩甲骨周りの脂肪が多いと、肩甲骨を触ろうとしても触れない、見つからないという状態を引き起こします。日ごろから動かしていない部分に脂肪がつきやすくなるので、意識的に肩甲骨周りを動かしていく事が必要です。
肩甲骨ほぐし&トレーニング
ここからは、埋もれた肩甲骨をよみがえらせるための「肩甲骨ほぐし」と「トレーニング」をご紹介します。
この後に行うトレーニングの効果を高めるためにも、まずはしっかりとほぐしていきましょう。
寝たまま簡単!肩甲骨ほぐし①
ボールで、肩甲骨周りの筋肉を緩めていきます。テニスボールなどでも大丈夫です。ボールは点で圧がかかるため、痛すぎる場合はやめましょう。
〈やり方〉
① ボールを肩甲骨の外側に当てて、横になります。
② 上下や前後に揺れていきます。
※凝っているところを見つけたら、念入りに行いましょう。
肩甲骨ほぐし②
肩甲骨の内側をほぐしていきます。ボールで痛すぎる場合は、ローラーに変えていきましょう。
〈やり方〉
① ボールを肩甲骨の内側の上の方にセットして仰向けになります。
ボールを入れている側に体重をのせていきます。
② 上下に小刻みに揺れて、下の方に降りていきます。
※余裕があれば、お尻を少し持ち上げます。
終わったら腕を動かしてみてください!軽くなっていると思いますよ!
肩甲骨トレーニング
ほぐし終わったら、肩甲骨を寄せて動かすトレーニングを行いましょう。トレーニングがきついと感じる方は、ほぐしを重点的に行ってみてください。
〈やり方〉
① 身体の後ろで手を組み、肩甲骨同士を寄せて、そのまま上に持ち上げます。
② 10〜20回を目安に行いましょう。
③ 吸う息で両手を挙げ、胸を開き、吐く息で胸を開いたまま手を後ろに回して組みます。
余裕があれば、頭も後ろに下げていきます。
肩甲骨ほぐしで、背中美人になろう!
いかがでしたか? 肩甲骨をほぐす事で、肩こりも楽になり、見た目にも変化が出ていきます。簡単に出来るものばかりなので、是非やってみてください。綺麗な背中を目指しましょう!
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