【簡単なのにポカポカになる】寒い時には「肩甲骨」を動かそう!隙間時間にできる「冷え性改善ヨガ」
気温が低くなってくると、体の冷えが気になりますよね。暖房器具等で温めたり、厚着をしても一時的には温まっても冷えの改善にはつながりません。寒い時に、隙間時間にできる冷え性改善ヨガをご紹介します。
冷え性改善には「肩甲骨」を動かそう
冷え性を改善する為には、血流をよくする事が不可欠です。血液は心臓から送り出され筋肉の収縮により体全身を巡っていきます。しかし、寒くなり肩に力が入ったり、体をギュッと縮めたりしていると筋肉は硬くなり、うまく収縮が働かずに血液循環は滞ってしまい体の冷えにつながります。冷え性の方は同時に肩こりや首こりを感じている方も多いのでは?
ここで注目したいのが肩甲骨です!肩甲骨は可動域が広い関節です。その為様々な筋肉が関連して動いています。肩甲骨を動かすことで肩周り周辺の筋肉はもちろんのこと、背中の大きな筋肉である広背筋や胸の筋肉である大胸筋等も動かす事ができるので、体の大きな筋肉を動かすことで筋肉の収縮運動により効率よく血流を良くすることが可能です。
また、肩甲骨周辺には褐色脂肪細胞という細胞が多く集まっています。この細胞を活性させることで脂肪を燃焼する際に生まれる熱を作り出してくれるので、効率よく体を温めるのです。
肩甲骨を動かすことで冷え性改善だけではなく、様々な嬉しい効果も得る事ができるのです!
肩甲骨を動かすメリット
●冷え性改善
●肩こり首こり改善
●姿勢改善
●代謝アップ
●やる気アップ
隙間時間にできる冷え性改善ヨガ
〈やり方〉
①楽な姿勢で座ります
②右手を前に左手を下から絡めて、肩甲骨から腕をストレッチ
③ゆっくり腕を前に戻して両腕を絡めます
④吸いながら上に、吐きながら下へ下げるを繰り返します
反対も同様に行いましょう
⑤吸いながら両手をバンザイ、吐きながら肘を曲げるを繰り返します
⑥両肘を前で合わせ、吸いながら肘を開く、吐いて戻すを繰り返します
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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